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12日インカレ開幕!! 中野JUFA技術委員長は“明大ブロック”の激戦を予想

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(左から)MF三笘薫、MF相馬勇紀、DF岩武克弥、FW上田綺世が出席

 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の前日記者会見が11日にJFAハウスで行われた。24の出場校で争われる大会は12日に開幕し、決勝戦は22日に浦和駒場スタジアムで行われる。

 会見に出席した日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は「(インカレの)歴史と伝統というのは、現在もまだ息づいている。森保ジャパンにおいても大学出身選手たちの活躍は本当に顕著に出ている」と大学サッカーの重要性を説き、「選手たちには母校、地元、日本中の人たちを感動させられるプレーをしていただきたい。成功を祈っています」とエールを送った。

 全日本大学サッカー連盟(JUFA)の技術委員長を務める流通経済大の中野雄二監督は大会の見どころについて言及。「関東の大学に対して他地域の大学がどこまで対抗できるか」と語り、特に総理大臣杯を制した明治大のブロックが「非常に読めない」と口にする。「曲者揃いというか、一筋縄でいかないチームが揃った」と大阪体育大福岡大などについて触れている。

 大体大は関西リーグの前期から快進撃を続け、5年ぶりのリーグ制覇を達成。大臣杯でも決勝戦で明大に敗れたものの、今季の勢いを見せつけた。その夏のファイナリスト同士が勝ち進めば、準々決勝で再び相まみえることになる。また中野監督は同ブロックの福岡大にも注目。「関東・関西以外で力を持っている大学の一番手。福岡大が1回戦を勝利すると、明大の初戦は福岡大になる。明大は厳しい試合の連続になるのでは」と“明大ブロック”の激戦を予想した。

 また、中野監督は大学サッカーの選手たちを「どの試合を観ても“金の卵”というか、面白い人材がたくさんいる」と表現する。GKシュミット・ダニエル(中央大)、FW伊東純也(神奈川大)、DF佐々木翔(神奈川大)、MF守田英正(流通経済大)といった大学出身の日本代表メンバーを引き合いに出し、「大学は遠回りではない。遅咲きかもしれないけど、大学で選手が成長する部分が日本独特の文化としてある」と大学生選手を激励している。

 インカレ出場校の選手代表として、早稲田大MF相馬勇紀(名古屋加入内定)、筑波大のU-21日本代表MF三笘薫(2020シーズンの川崎F加入内定)、法政大のU-21日本代表FW上田綺世、明大DF岩武克弥(浦和加入内定)が登壇。4人全員が揃って「優勝」を目標に掲げ、明日から始まる日本一決定戦に向けて意気込みを語った。

●相馬
「抱負はもちろん優勝。日本一の景色しか目指しておりません。ただ、自分たちは夏に出場した総理大臣杯で初戦で敗れている。リーグ戦と違って一度負けたらおしまいだし、勝てば進むというところで、目の前の相手にどうやって勝つかというのをチーム全員で考えて、今年のワセダの良さであるチーム力を生かして優勝していきたいです」

●三笘
「目標は優勝です。一昨年に日本一を果たしましたが、昨年はベスト8という形で悔しい思いをしましたし、今シーズンは前期が不調で、後期は巻き返しましたが2位という形になりました。アミノ杯でも初戦敗退と悔しい結果を残してきたので、最後の全日本大学サッカー選手権で優勝して、有終の美を飾りたいと思っています」

●上田
「僕らは昨年に大臣杯で優勝して日本一を経験しました。その自信から今年はリーグ戦、大臣杯、インカレと全部のタイトルを獲ることを目標に1年間やってきたわけですが、大臣杯でも悔しい思いをして、リーグ戦も思うような結果にならなかったので、今年日本一の景色を観るためにはもうインカレしかない。チーム全体もそこに向けて調整しているので、今大会を優勝して今年を終えたらいいと思います」

●岩武
「目標としては優勝を目指します。総理大臣杯では優勝できましたが、リーグ戦ではなかなか思うような結果が残せず、チームも難しい現状ではありました。その後しっかり中断期間にチームを立て直したので、しっかりインカレでは結果を残せるように頑張りたいと思います」


【1回戦】
(12月12日)
[BMWスタジアム]
北海道教育大学岩見沢校 11:00 日本文理大

順天堂大 13:30 四国学院大

[柏の葉公園総合競技場]
仙台大 11:00 常葉大学浜松キャンパス

鹿屋体育大 13:30 桃山学院大

[浦安市運動公園陸上競技場]
東海学園大 11:00 新潟医療福祉大

IPU・環太平洋大 13:30 東洋大

[熊谷スポーツ文化公園陸上競技場]
松山大 11:00 静岡産業大

福岡大 13:30 札幌大

(取材・文 石川祐介)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

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