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みちのくダービーに「鳥肌」…山形内定FW坂元達裕、東洋大インカレ初得点&決勝点を演出

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MF坂元達裕(4年=前橋育英高)は全2点に絡む活躍を見せた

[12.12 インカレ1回戦 IPU・環太平洋大1-2東洋大 浦安]

 東洋大は1966年の創部以来、初となるインカレ出場で初勝利を飾った。山形加入内定MF坂元達裕(4年=前橋育英高)が同校のインカレ初得点を挙げた。前半26分、MF松崎快(3年=大宮ユース)とのワンツーで鮮やかに中央を崩し、左足で先制のネットを揺らした。

 リーグ最終節に続くゴール。内定選手として注目を浴びる中、「結果を残さないとという部分は少なからずあった」。昨年はチーム事情でFWに転向したが、今年の前期終了後は右サイドハーフに復帰。この日も高い技術を発揮して攻撃の起点となり、1-1で迎えた後半43分には相手を引きつけて左サイドにパスを通し、決勝点を演出した。

 FC東京U-15むさしから進学した前橋育英高では、14年度の全国高校選手権で準優勝に貢献した。大学で成長した部分は「落ち着いてプレーすること」。体幹トレーニングに力を入れ、体の大きい相手を背負ってもバランスを保つプレーを鍛えた。「育英の時も意識はしていたけど、東洋に入ってからは特に体が強い強い選手とどうプレーするかを意識した」。今年は東洋大の躍進を支え、自身も来季山形加入が内定した。

 5日の天皇杯準決勝は、仙台vs山形の“みちのくダービー”が大会史上初めて実現。ユアスタ開催の平日ナイトゲームに1万6604人のサポーターがスタンドを埋め尽くした。「鳥肌が立ちますね、あの雰囲気の中でプレーできると思ったら」。山形で求められる位置は左ウイングバック。「やったことがない」という新境地を切り開き、持ち味の攻撃力を発揮するイメージを膨らませている。

 プロ入りを前に東洋大に歴史的勝利をもたらした坂元は、15日の2回戦関西学院大(関西2)を見据え、「チャレンジャー精神で向かっていくだけですね」と気合十分。今季リーグ戦はチーム最多の8得点。自身の得点がチームの勝利に直結するだけに、「ゴールに絡んで勝っていきたい」と貪欲に新たな歴史を刻んでいく。

(取材・文 佐藤亜希子)

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