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冨安健洋の市場価値が急騰!異例の17倍増でジュピラーリーグ最高価格のDFに

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シントトロイデンに所属する日本代表DF冨安健洋

 ドイツメディアの『transfermarkt.de』は27日、ベルギー1部ジュピラー・リーグでプレーする選手たちの推定市場価格データを更新。シントトロイデンに所属するDF冨安健洋の市場価値が600万ユーロ(約7億5600万円)に跳ね上がった。

 選手それぞれのパフォーマンスや将来性、市場効果やユーザーの意見などを考慮して市場価値を評価する『transfermarkt.de』。今回の更新ではヘンクのノルウェー代表MFサンダー・ベルゲ(1200万→1700万ユーロ(約21億4300万円))やベルギー代表に呼ばれ始めている左ウィングのレアンドロ・トロッサール(1000万→1400万ユーロ(約17億6400万円))、クラブ・ブリュージュのブラジル人FWヴェスレイ(900万→1400万ユーロ)の3人が同リーグ最高の市場価値に。

 一方で、冨安はスタンダールのU-21ベルギー代表DFジーニョ・ファンフースデンやコンゴ代表DFクリスチャン・ルインダマ、今秋にベルギー代表入りを果たしているブランドン・メシェレと並んで600万ユーロでDF部門では同リーグ1位タイに躍り出た。そのなかで冨安は今回の更新で35万ユーロ(約4400万円)から565万ユーロ(約7億1200万円)のアップ、17倍以上となるジュピラー・リーグ単独トップの増加率での急騰を記録している。

 今年1月にアビスパ福岡からシントトロイデンへと渡った現在20歳の冨安だが、新クラブでは昨シーズンは1試合のみに出場。しかし、今季からはシントトロイデンで全試合にフル出場し、森保一体制の日本代表からも声が掛かり始めると、最近ではドイツやイタリアメディアでFW大迫勇也が所属するブレーメン、セリエAのラツィオやウディネーゼからの関心も伝えられていたところ。所属チームの躍進への貢献、他クラブからの注目を引き寄せたことが今回の異例のアップにつながったようだ。

 また、今夏にレンタルでフランクフルトからシントトロイデンに加わり、公式戦17試合で11ゴールをマークしている鎌田大地の市場価値も100万ユーロ(約1億2600万円)から300万ユーロ(約3億7800万円)と3倍増。一方で、アンデルレヒトで出場機会を得られていないMF森岡亮太は、350万ユーロ(約4億4100万円)から250万ユーロ(約3億1500万円)の減少となった。

【『Transfermarkt』によるジュピラー・リーグ所属日本人選手市場価値】

1位 冨安健洋(シントトロイデン、35万→600万ユーロ)
2位 鎌田大地(シントトロイデン、100万→300万ユーロ)
3位 森岡亮太(アンデルレヒト、350万→250万ユーロ)
4位 遠藤航(シントトロイデン、150万→150万ユーロ)
5位 豊川雄太(オイペン、100万→140万ユーロ)
6位 植田直通(ブリュージュ、110万→120万ユーロ)
7位 関根貴大(シントトロイデン、60万→45万ユーロ)
8位 小池裕太(シントトロイデン、10万→10万ユーロ)

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