“バイロン封じ”で大会初先発、矢板中央MF眞島が青森山田から今大会“初”ゴール
[1.5 選手権準々決勝 青森山田高2-1矢板中央高 等々力]
青森山田高にとっては今大会初失点となった。矢板中央高MF眞島聖弥(3年)は準々決勝で初先発。観客1万人を超える大舞台での抜擢には緊張もあったが、「楽しもうと思った」と選手権のピッチに立つと、先制ゴールでスタジアムを沸かせた。
前半14分、DF後藤裕二(3年)が放り込んだロングスローはDF三國ケネディエブス(3年)に跳ね返されたが、こぼれ球を拾った後藤がクロスを供給。「後藤のところにいった時に大きくくるかなと思った。相手の背後から決めました」。ファーサイドでフリーになった眞島はヘディングシュートでGKの頭上を抜き、ゴールネットを揺らした。
与えられたチャンスで結果を残してきた。先発の機会は限られたが、昨年11月24日の高円宮杯プリンスリーグ関東第16節川崎F U-18戦(3-2)ではDF内田航太郎が累積警告による出場停止のため、代役として左サイドバックで先発出場。危なげなく守備をこなしながら、その試合でも決勝ゴールを記録。勝負強さを全国の舞台でも示した。
この試合で高橋健二監督から命じられたのは“バスケス・バイロン封じ”。粘り強い守備でチリ国籍アタッカーから自由を奪い、シュートを打たせなかった。しかし、接触プレーの負傷の影響で前半のみで途中交代。高校サッカー最後の試合を終え、「もう少しやりたかったです」と話した眞島。チームは逆転負けを喫したが、ヒーローだった時間帯も味わった。
(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】高校選手権2018 (写真協力『高校サッカー年鑑』)
青森山田高にとっては今大会初失点となった。矢板中央高MF眞島聖弥(3年)は準々決勝で初先発。観客1万人を超える大舞台での抜擢には緊張もあったが、「楽しもうと思った」と選手権のピッチに立つと、先制ゴールでスタジアムを沸かせた。
前半14分、DF後藤裕二(3年)が放り込んだロングスローはDF三國ケネディエブス(3年)に跳ね返されたが、こぼれ球を拾った後藤がクロスを供給。「後藤のところにいった時に大きくくるかなと思った。相手の背後から決めました」。ファーサイドでフリーになった眞島はヘディングシュートでGKの頭上を抜き、ゴールネットを揺らした。
与えられたチャンスで結果を残してきた。先発の機会は限られたが、昨年11月24日の高円宮杯プリンスリーグ関東第16節川崎F U-18戦(3-2)ではDF内田航太郎が累積警告による出場停止のため、代役として左サイドバックで先発出場。危なげなく守備をこなしながら、その試合でも決勝ゴールを記録。勝負強さを全国の舞台でも示した。
この試合で高橋健二監督から命じられたのは“バスケス・バイロン封じ”。粘り強い守備でチリ国籍アタッカーから自由を奪い、シュートを打たせなかった。しかし、接触プレーの負傷の影響で前半のみで途中交代。高校サッカー最後の試合を終え、「もう少しやりたかったです」と話した眞島。チームは逆転負けを喫したが、ヒーローだった時間帯も味わった。
(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】高校選手権2018 (写真協力『高校サッカー年鑑』)