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PK強奪のA・カマラに攻撃的なメッセージが殺到…指揮官ラニエリは擁護

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フルハムを率いるクラウディオ・ラニエリ監督

 フルハムを率いるクラウディオ・ラニエリ監督が造反行為をとったFWアブバカル・カマラに対して怒りをあらわにしていたが、その問題は収束したようだ。

 昨年12月29日に行われたフルハムvsハダースフィールドで、0-0で迎えた試合終盤にPKキッカーのFWアレクサンダル・ミトロビッチからボールを奪い、PKを蹴って失敗したA・カマラ。その試合後、指揮官ラニエリが「殺したいと思ったほど」と口にしたように、その造反行為は大きく取りざたされた。

 試合はPK失敗の後にミトロビッチが値千金のゴールを決め、1-0でフルハムが勝利している。だが、A・カマラには試合後からSNSを通して差別的かつ攻撃的なメッセージが多数寄せられていることもあり、問題となっていた。

 ラニエリは1月1日に控えているアーセナル戦を前にした会見で「この問題はすべて解決した」と語り、A・カマラから謝罪があったことを明かした。

「彼はチームの全員に謝罪した。彼はとてもいい選手だし、引き続きチームのために貢献してもらいたいと思っているし、ファンのみんなもそれをサポートしてほしい」

 また、PKのチャンスを奪われたミトロビッチも「彼もストライカーだし、その気持ちは十分に理解できる。まだ若いプレーヤーであって、こういったことは起こりうることだ」とメディアの前で述べている。

 1日の年明け初戦、敵地でのアーセナル戦はA・カマラを起用するのか、ラニエリの采配に注目が集まる。

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