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インテル移籍報道のゴディン…その背景にあるのはアトレティコとの契約問題

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インテル移籍合意が報じられたディエゴ・ゴディン

『スカイ・スポーツ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によってインテル移籍が報じられるアトレティコ・マドリーDFディエゴ・ゴディンだが、その背景にはアトレティコとの契約問題があるようだ。

 来夏にインテルと2年契約を結ぶことで合意したとされるゴディン。その数日前にスペイン『マルカ』は、ゴディンとアトレティコの契約延長交渉が難航していることを報じていた。

 同紙曰く、今季限りでアトレティコとの契約が切れるゴディンは、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドから高条件のオファーを受け取っていた。ゴディンがそのオファー内容をすぐさまアトレティコに知らせると、アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは同等の契約年数(3年間)、年俸で契約を延長する意思を示したようだ。

 しかしながら、ゴディンとアトレティコの契約延長は結局結ばれることがなかった。アトレティコの言い分によると、ゴディンの契約を扱う同選手の兄弟の返答が遅れたことにより、新年俸を支払う用意を整えられなかったという。FWアントワーヌ・グリーズマンと結んだ破格の年俸2100万ユーロ含め、今季予算はすでにリーガ・エスパニョーラのサラリーキャップの上限に達してしまっために、ゴディンとの新契約は来季に結ぶことを見込んでいるとのことだ。

 だがゴディン側はこうしたクラブ側の対応に不満を持っている様子だ。ゴディンの関係者は同選手に対して、2016年にマンチェスター・シティの好条件のオファーを見過ごすなど、これまでずっと損をし続けてきたことを訴えているとされる。

 今季より現アルサッドMFガビに代わりキャプテンマークを巻くゴディンだが、主将としてわずか1シーズンを過ごしただけでアトレティコを去ることになるのだろうか。


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