バイエルンのニコ・コバチ監督は、リーグ首位を走るドルトムントへのプレッシャーを強めていくと語った。5日、クラブ公式サイトが伝えている。

　バイエルンは4日にカタールのドーハに降り立ち、10日まで合宿を行っている。指揮官は合宿地について、「素晴らしい環境。我々が必要なものがすべて揃っている!」と語り、後半戦の成功への一歩を力強く踏みしめているようだ。

　しかし、現在リーグ戦2位のバイエルンにとって、この1週間の準備期間は決して長くはない。コバチ監督は「我々には1週間のトレーニング期間があるだけで、その次には再びブンデスリーガの日常に戻る、通常のリズムが待っている」と少ない時間を意識する。

　現在リーグ首位を走るのは勝ち点42のドルトムントで、バイエルンは勝ち点36と6差をつけられている。コバチ監督は「我々が現在追うものだ」と語り、6差について「可能な限り早急に縮める必要がある」と語気を強める。「パフォーマンスと良い結果を出すことで我々はドルトムントへのプレッシャーを強めたいと考えている」。就任初年度での戴冠に向け、指揮官は士気を高めている。

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