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東京V飛び級昇格、17歳MF山本理仁「一年目から試合に絡む」

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東京Vにトップ昇格したMF山本理仁 

 東京ヴェルディの期待の17歳が、飛び級でのトップ昇格を決めた。MF山本理仁は「先輩方のポジションを奪っていく」と力強く意気込んだ。

 MF河野広貴と同じヴェルディS.S.相模原ジュニア出身で、これまでヴェルディ一筋。今も神奈川県相模原市の実家からチーム練習に通っている。実家を離れる予定はないが、今春からは高校を転校。プロ選手としてより集中した環境に身を置くつもりだ。

 正式にプロ契約を告げられたのは昨年12月に入ってから。「早くプロの舞台でやりたかった。その話を聞いたときは嬉しかった」と迷うことなく承諾した。

 背番号20は期待の表れ。昨年までユースの先輩でもあるMF井上潮音が背負っていた番号で、その前は日本代表MF三竿健斗(鹿島)がつけていた。「期待されているんだなとは思う。その期待に応えられるようなプレーがしたい」と力を込める。

 飛び級で昇格を勝ち取ったといえど、それで満足することはない。「一年目から試合に絡むこと」は最低限の目標だ。「潮音くんだったり多くの先輩が一年目から試合に絡んでいる。昇格が1年早かったからといって試合に絡めなかったら、この先もサッカー選手としていいプレーヤーになれないと思う」。意識は常に高く。17歳が50周年を迎える伝統クラブに新風を吹かす。

(取材・文 児玉幸洋)
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