国際パラリンピック委員会がブラインドサッカーの大陸別予選の日程を発表。アジアは未定
国際パラリンピック委員会(IPC)はブラインドサッカーの2020年東京大会の出場権を争う大陸別の予選日程を発表した。アメリカ、ヨーロッパ、アフリカは決まっているが、アジアは開催時期、開催国ともにまだ正式に決まっていない。
パラリンピックに出場する8か国のうち、開催国の日本、昨年の世界選手権で優勝したブラジルは決定。残り6枠を各大陸予選で争う。
アメリカ大陸は出場枠1をめぐり、6月1日~9日までブラジル・サンパウロで開催される。世界ランク2位のアルゼンチンが筆頭候補だが、昨年の世界選手権で6位に食い込んだコロンビア(同11位)の成長が著しい。メキシコ(同8位)やチリもそこに次ぐ力を持つ。
ヨーロッパ大陸は出場枠2をめぐって激戦が必至。9月15~24日までイタリア・ローマで開催される。前回2016年のリオデジャネイロパラリンピックに出場したスペイン(世界ランク4位)とトルコ(同6位)が有力視されるが、昨年の世界選手権で7位に食い込んだイングランド(同12位)やフランス(同14位)といった実力国を倒す必要がある。日本代表は8月、ヨーロッパ大陸予選を控えたイングランドに出向き、国際試合を行う予定だ。
アフリカ大陸は出場枠1をめぐり、11月15~26日にコートジボワールで開催される。昨年の世界選手権でアフリカ最高位の8位に食い込んだモロッコ(世界ランク7位)が有力視される。
アジア大陸は出場枠2をめぐり、世界選手権3位の中国(世界ランク3位)やリオデジャネイロパラリンピック銀メダルのイラン(同5位)の2か国が有力視されるが、世界ランク17位のタイの成長も著しい。昨年の世界選手権で、2015年欧州チャンピオンのトルコに3-0と快勝した。なお、開催国や時期はまだは発表されていないが、9月から10月に開催される見通しだ。
▼アメリカ大陸(1枠)6月1日~9日:ブラジル・サンパウロ
▼ヨーロッパ大陸(2枠)9月15~24日:イタリア・ローマ
▼アフリカ大陸(1枠)11月15~26日:コートジボワール・アビジャン
▼アジア大陸(2枠)9月~10月で調整中。開催国未定
(取材・文 林健太郎)
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パラリンピックに出場する8か国のうち、開催国の日本、昨年の世界選手権で優勝したブラジルは決定。残り6枠を各大陸予選で争う。
アメリカ大陸は出場枠1をめぐり、6月1日~9日までブラジル・サンパウロで開催される。世界ランク2位のアルゼンチンが筆頭候補だが、昨年の世界選手権で6位に食い込んだコロンビア(同11位)の成長が著しい。メキシコ(同8位)やチリもそこに次ぐ力を持つ。
ヨーロッパ大陸は出場枠2をめぐって激戦が必至。9月15~24日までイタリア・ローマで開催される。前回2016年のリオデジャネイロパラリンピックに出場したスペイン(世界ランク4位)とトルコ(同6位)が有力視されるが、昨年の世界選手権で7位に食い込んだイングランド(同12位)やフランス(同14位)といった実力国を倒す必要がある。日本代表は8月、ヨーロッパ大陸予選を控えたイングランドに出向き、国際試合を行う予定だ。
アフリカ大陸は出場枠1をめぐり、11月15~26日にコートジボワールで開催される。昨年の世界選手権でアフリカ最高位の8位に食い込んだモロッコ(世界ランク7位)が有力視される。
アジア大陸は出場枠2をめぐり、世界選手権3位の中国(世界ランク3位)やリオデジャネイロパラリンピック銀メダルのイラン(同5位)の2か国が有力視されるが、世界ランク17位のタイの成長も著しい。昨年の世界選手権で、2015年欧州チャンピオンのトルコに3-0と快勝した。なお、開催国や時期はまだは発表されていないが、9月から10月に開催される見通しだ。
▼アメリカ大陸(1枠)6月1日~9日:ブラジル・サンパウロ
▼ヨーロッパ大陸(2枠)9月15~24日:イタリア・ローマ
▼アフリカ大陸(1枠)11月15~26日:コートジボワール・アビジャン
▼アジア大陸(2枠)9月~10月で調整中。開催国未定
(取材・文 林健太郎)
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