「NIKE NEXT HEROプロジェクト」の一環として、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018で活躍した選手や、2年生の推薦選手を中心に構成されたプレミアリーグ選抜が1月27日からイングランド遠征を行った。

　ナイキ フットボールの今季のコンセプトは試合を終わらせることを意味する、「GAMEOVER」。セレッソ大阪U-18(大阪)のMF桃李理永(2年)に遠征の感想や自身の目指す試合を終わらせる選手(「GAMEOVER」させる選手)、今年の目標について聞いた。

―今回の遠征で感じたことは?
「追加招集で来たので、色々な選手がいる中で上手い選手もたくさんいて、盗めるところはたくさん盗んで、自分の持ち味をアピールできるように、色々な人が見ているので、そこでもアピールできれば良いと思って試合にも臨みました。試合では自分の持ち味も出せて、この遠征でチャレンジしている前に関わるというところも自分で表現できたと思うので、良い試合になったと思います」

―自分の目指す「GAMEOVER」させる選手とは?
「僕は運動量が持ち味なので、守備で相手の攻撃の芽を摘んだり、前に飛び出していくところで、人との違いを見せて、ゲームを決められる選手になりたいです」

―そのためにやっていきたいことは?
「前に関わるところでも、前に飛び出す質だったり、効率よく走れるように、練習から意識してやっていきたいと思います。セレッソでもハードワークは求められているし、常に動き続けろと言われています」

―今年の意気込みを。
「チームとしては、僕らはU-23があるので主力が抜けることもあるんですけど、その中でチームを引っ張って勝たせられるような選手になって、プレミア優勝を目指して頑張っていきたい。個人としてはJ3に出場して、今年トップに昇格できるように頑張っていきたいと思います。今回(U-18日本代表スペイン遠征に)、同じポジションの松本凪生が代表に行ったんですけど、そこには負けないように。(彼とは)プレースタイルは違うんですけど、自分の良さを活かして、もっとアピールして、代表に入っていけるようにしたいです」

(取材・文　吉田太郎)

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