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バルセロナは丸1年ぶりの無得点…敵地ビルバオ戦でスコアレスドロー

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FWリオネル・メッシも得点を奪えず

[2.10 リーガ・エスパニョーラ第23節 ビルバオ0-0バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは10日、第23節で首位のバルセロナビルバオと敵地で対戦し、スコアレスドローに終わった。バルセロナは昨年2月11日の第23節ヘタフェ戦(△0-0)以来、丸1年ぶりの無得点。2位以下を突き放す絶好機だったが、前節に続いて2試合連続での足踏みとなった。

 バルセロナは前節バレンシア戦(△2-2)で8連勝がストップ。それでも、すでに第23節を消化した2位レアル・マドリーと勝ち点5差を保ち、早くも独走態勢に入っている。今節はDFジョルディ・アルバが出場停止で、MFアルトゥールが左足ハムストリングの負傷で離脱を強いられる中、左サイドバックにDFネウソン・セメド、中盤にMFアルトゥール・ビダルを入れる布陣で臨んだ。

 先に勢いを見せたのはホームのビルバオ。ボールを奪えば鋭いスプリントでバルセロナ守備陣の裏を取り、惜しいシュートに結びつけると、前半15分にはFWイニャキ・ウィリアムスのパスからMFマルケル・スサエタが強烈な左足シュートを枠内へ。これはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが目一杯に手を伸ばしてかき出した。

 バルセロナはその後、FWリオネル・メッシのミドルパスからFWルイス・スアレスがゴール前に飛び込むシーンもあったが、ビルバオは前半24分に再びビッグチャンス。右サイドを駆け上がったスサエタの鋭いクロスは相手にクリアされるも、こぼれ球を浮き球でおさめたMFラウール・ガルシアがオーバーヘッドで狙い、テア・シュテーゲンを強襲した。

 その後はなかなかお互いに決定機をつくれない中、先に動いたのはビルバオだった。後半11分にDFミケル・サン・ホセ、同17分にFWイケル・ムニアインを投入し、攻撃のテコ入れを敢行。対するバルセロナは同18分、ビダルに代わって今季途中にトップチーム昇格した21歳のMFカルロス・アレニャが、同30分にはMFコウチーニョに代わってFWウスマン・デンベレが起用された。

 ビルバオは後半36分、右サイドを崩してムニアインが突破し、折り返しにI・ウィリアムスが反応したが、PA内からの右足シュートはテア・シュテーゲンがビッグセーブ。同アディショナルタイム1分、カウンター対応を行ったDFオスカル・デ・マルコスが2枚目のイエローカードで退場した。しかし、試合は最後まで動かずスコアレスドローに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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