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浦和はシュート1本で敗戦…柏木「自分が下手だなと思うぐらい何もできなかった」

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浦和MF柏木陽介はシュート1本での敗戦を悔しがった

[2.16 富士ゼロックススーパー杯 川崎F1-0浦和 埼玉]

 シュート1本に終わる完敗だった。昨季天皇杯覇者の浦和レッズはJリーグ3連覇を目指す川崎Fに0-1の敗戦。スコア上は惜敗だったが、シュート数では1本対12本と大きく水をあけられた。

「今日は個人的にダメだった。それだけ」。10番を背負うMF柏木陽介は悔しそうに首を振った。「自分が遅く感じるぐらい、相手が早く感じるぐらい、フィーリングが上がってなかった」。唯一のシュートは前半21分。柏木の左CKのセカンドボールをMF長澤和輝が右足ダイレクトボレーで狙ったが、枠を捉えられなかった。

「シュートをほとんど打ってない。いい形がほとんどつくれなかった」。攻撃の中心として責任を痛感するキャプテンは「今日はサッカーをやっていて、自分が下手だなと思うぐらい何もできなかった」とうなだれた。

 キャンプでは今月8日に沖縄SVと練習試合を1試合行っただけ。23日のJ1開幕戦・仙台戦(ユアスタ)に向けてコンディションを追い込みながらも、試合勘が不足していたのは否めない。「フィーリングがまだまだだった。疲れがあるわけではない。走れているし、ゲーム感覚が戻ってくれば良くなると思う」と柏木も前を向く。

「この1週間、いい準備をして、仙台戦で自分たちが行くぞという結果を出せるように、顔を上げて全力でやっていきたい」。下を向いている時間はない。1週間後のリーグ開幕に向け、この日の敗戦を糧にしていくだけだ。

(取材・文 西山紘平)

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