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高校選抜バスケス・バイロンが“1か月遅れ”の埼スタ弾!いわきFCでフィジカル革命へ

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衝撃プレーを見せた選手権決勝以来となる埼スタのピッチに立ったMFバスケス・バイロン

[2.16 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜 1-1 日本高校選抜 埼玉]

 埼玉スタジアムを沸かせ、強烈なインパクトを残した男が凱旋した。埼玉で育ったチリ国籍MFバスケス・バイロン(青森山田高3年)は約1か月前、選手権決勝・流通経済大柏高戦のプレーでその名を知らしめた。得意のドリブルで右サイドを切り裂くと、鋭い切り返しで2人を置き去りにし、相手MFの股を抜くラストパスで逆転ゴールをお膳立てした。

 高校選抜の一員として、決勝と同じピッチに舞い戻った。「埼スタでプレーできるのは楽しみでした。きょう決められたのはチームメイトが最後まで諦めなかったおかげだと思います」。埼スタ開催だった選手権の準決勝、決勝は無得点だったが、“1か月遅れ”でゴールを記録した。

 この日は本職の右シャドーではなく最前線で先発。右FWに下がった終盤はスペースを使って仕掛ける場面が増え、存在感を増した。迎えた後半40分、FW西川潤(桐光学園高)が左サイドを縦に突破してシュート性のクロスを入れると、DFに当たったボールがゴールマウスに向かった。走り込んだバイロンはゴールライン際で追いつき、左足プッシュで同点ゴール。「罪悪感はあるんです、触ってしまったので…」と、西川に詫びたことを告白した。

 選手権優勝を果たし、東北社会人リーグ1部のいわきFCに加入。チームのハワイ遠征から13日夕方に帰国し、すぐに高校選抜の埼玉合宿に合流した。ハワイとの時差は19時間。「時差ボケは非常にありました(笑)」。20時間不眠で調整する負担もあったが、「これも一つの経験」と言い訳せず、両チーム最多7本のシュートを放った。

 いわきFCは株式会社ドーム(アンダーアーマー、DNS)の全面支援を受けて強化を進めるクラブ。練習の半分以上を筋力トレーニングに費やすほか、遺伝子レベルでの検査から最適トレーニングを導き出す最新技術も取り入れている。「体が大きくなってスピードも増したら、どんな相手にも自分のドリブルが生きるかなと思います」。今季の目標は68kgから3〜4kg増やし、フィジカルを強化すること。「体を大きく、強くする。スピードをもっと増す」と進化を誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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