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二桁得点、そして東京五輪へ…磐田FW小川航基 プロ4年目の決意「勝利に導く自信はある」

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プロ4年目への意気込みを語ったジュビロ磐田FW小川航基

 ジュビロ磐田FW小川航基は10代の頃から東京五輪のエース候補として注目されてきた。しかし、飛躍を遂げるはずの2017年U-20W杯で左膝に大怪我。懸命なリハビリを経て、ようやく昨季終盤戦からプロの舞台で大器の片鱗を見せているところだ。大舞台を1年半後に控え、迎えるプロ4年目。キャンプ中にDAZNインタビューに応じ、今シーズンへの意気込みを語った。(取材日:2月1日)

—キャンプのここまでの手ごたえは?
「体は徐々に仕上がってきているなという感覚はあります」

—2017年、U-20ワールドカップで怪我をした膝の状態は?
「去年の今頃の時期に実戦復帰したくらいだと思うんですけど、今年は1年経過したのですごく去年と違う自分がいると思います。膝の状態もすごく良くなっている感覚があります」

—昨年、チームとして、得点力不足に苦しみました。名波浩監督からも小川選手に対する期待の声が挙がっていましたし、サポーターの期待も高まっています。
「今年にかける思いはやはり人一倍強いです。来年にはオリンピックもあるので、今シーズンはまずはレギュラーをしっかり奪取して、監督やサポーターの期待に応えるようにしたいと思います」

—具体的な数値目標は?
「まずは、スタメンを勝ち取るところから始まると思うんですけど、勝ち取ることができれば得点を重ねる自信はあるので、二けた(得点)目指して頑張りたいなと思います」

—前線には大久保嘉人選手、川又堅碁選手に加えてロドリゲス選手が入り、厳しいポジション争いがあると思います。
「ポジション争いというのは各ポジション絶対にあると思いますし、その中でこのキャンプは結果を残す絶好の場だと思っている。ポジション争いを楽しみながら、そのプレッシャーに負けないように勝ち取っていきたいと思います」

—U-20W杯で共に戦った堂安律選手や冨安健洋選手もアジアカップでも活躍していますが、どのように見ていますか?
「試合は毎試合見ていますし、彼らの活躍というのはすごく刺激になっています。彼らに負けないように、一日も早くそっちに合流できるように、まずはジュビロで結果を残したいと思います」

—チームでも上原力也選手や大南拓磨選手らが頭角を現して来ていますが、同世代としての思いはありますか?
「ジュビロは若手が多いので、若手からやっていかないとチームっていうのは向上していかないと思う。常に『俺たちがやっていこうぜ』という話をしているので、責任感を感じています」

—今年にかける思いは?
「今年はサポーター、監督、色々な期待があると思いますが、その期待に応えられるように一日一日努力して、結果を出せればと思います」

—自身にとっても東京五輪が迫ってきていて、今年はすごく重要になってくるのではないでしょうか?
「五輪も迫ってきて、今シーズンで東京五輪のメンバーも固まってくると思います。その中で、海外遠征、国内遠征、たくさんありますが、しっかり呼ばれて、一試合一試合、一日一日の練習をしっかりとアピールの場だと思ってやらないと勝ち残っていけない。貪欲にゴールを狙っていきたいです」

—ご自身が考えるストロングポイントは?
「ゴールを奪うこと。ボックスの中での動き出し。シュートのところはすごく自信を持っています」

—昨年はリーグ戦では1ゴールながら、プレーオフも含め、終盤の大事なところで得点を挙げました。
「大舞台でプレーするのはすごく好きですし、ワクワクするものがありました。大舞台で結果を残してきたと言うのも自信になっています。今シーズンもそういう舞台が必ず出てくると思うので、自分が必ず結果を出してチームを勝利に導く自信はあります」

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