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批判が高まるカンテの攻撃的MF起用…サッリ監督が意図を語る

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指揮官がMFエンゴロ・カンテの起用法について言及

 チェルシーマウリツィオ・サッリ監督がMFエンゴロ・カンテの起用法に関する批判に対し、持論を述べている。英『ミラー』が同監督のコメントを伝えた。

 豊富な運動量とボール奪取力を持ち味とするカンテは今季、3人の中盤の中で攻撃的なポジションを取る2人のうちの1人として起用されている。今季から指揮を執るサッリ監督としては、夏にナポリから連れてきたMFジョルジーニョをアンカーとして使いたいからだという。

 ただ、サッリ監督が重用しているジョルジーニョはここ最近、精彩を欠いている。そのためファンからは批判の声もあがっており、多くはカンテを元の守備的なポジションに戻すように指摘しているようだ。

 サッリ監督はUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第2戦のマルメ戦に向けた記者会見で、選手起用について集中砲火を浴び、次のように説明した。

「それはサッカーをどう見ているかによる」

「アンカーのポジションには、ボールに対して素早く動ける選手を起用したい。この役割はエンゴロが最も得意とするところではない。エンゴロはいい選手だが、その点においては最高の能力を持っているというわけではない」

 10日のプレミアリーグ第26節のマンチェスター・シティ戦で0-6の大敗を喫し、18日のFA杯5回戦ではマンチェスター・ユナイテッドに0-2で敗れたチェルシー。サッリ監督はチームを不振から脱却させ、自身への批判を打ち消すことはできるだろうか。

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