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同僚からも賞賛の声…大分のタイ代表MFティティパンが開幕Jデビュー

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Jリーグデビューを果たした大分MFティティパン

[2.23 J1第1節 鹿島1-2大分 カシマ]

 今季から大分トリニータに加わったタイ代表MFティティパンが鮮烈なJリーグデビューを果たした。アジア杯に参加していたため、チームに合流したのはわずか3週間前。細かい戦術への適応には懸念もあったが、所属6年目のチームメートも「かなりすごい」と舌を巻くハイパフォーマンスを見せた。

 2014年に始まった提携国制度により、東南アジアからの助っ人が次々と加入している近年のJリーグ。大分が期限付き移籍で獲得したのは『ニュー』の愛称で親しまれる現役タイ代表のボランチだった。アジア杯では全4試合にフル出場。グループリーグでは得点も挙げた同国のトッププレーヤーだ。

「来てから1か月経っていないので、(開幕で)先発できるとは思っていなかった」。そう振り返る本人の意図とは裏腹に、敵地の鹿島戦に臨むスターティングメンバーには背番号44の名前があった。相手の特徴を踏まえ、「ティティパンならしっかりやってくれる」(片野坂知宏監督)という信頼の起用だった。

「緊張感は隠せなかったけど、監督にやってほしいと言われた役割に集中して臨んだ」。試合後には初々しい言葉が続いたが、ピッチ上ではクレバーなプレーを連発。動き回る相手の中盤をしっかりケアし、中央突破を寸断したうえ、奪ったボールを少ないタッチで縦パスにつなげ、カウンターの起点も担っていた。

 さらに「本当に難しい戦術で、分かるようになるまではつらかった」という細かいポジショニングにも順応。この適応力には所属6年目のMF松本怜も「大分の細かい戦術を理解するのは難しいし、ましてや外国人。あそこまで理解してスムーズにプレーできるのはかなりすごい」と手放しで称えていた。

 また、ボランチコンビを組んだMF前田凌佑も「ニューは攻撃も守備も両方できるので、ちょっとフォローするだけで良い」と連携に手応え。「アジアトップのJリーグでプレーできて嬉しい」(ティティパン)。憧れの舞台にやってきた25歳が開幕白星を挙げた“昇格組”の大きな戦力となりそうだ。

(取材・文 竹内達也)
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