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FC東京MF東慶悟、新主将&10番として泥臭く“初弾”「健太さんに求められている部分」

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同点ゴールを挙げたMF東慶悟

[3.2 J1第2節 湘南2-3FC東京 BMWス]

 FC東京のファーストゴールは今年もMF東慶悟だった。新主将として、そして10番を付けての初ゴール。「勝利につながってうれしい」。この同点弾を皮切りに3得点を挙げたFC東京が逆転勝利をおさめ、初白星を飾った。

 今季チームをけん引する主将が、流れを呼び込む同点ゴールを陥れた。オウンゴールで先制を許したFC東京は前半28分、DF小川諒也の正確なロングパスで最終ラインの裏に走り込んだFWディエゴ・オリヴェイラがPA内左ゴールライン際からクロス。DF坂圭祐に当たったボールがマイナス方向に向かい、後方から走り込んだ東が体勢を崩しながらスライディングで押し込んだ。

「何かあるなと思って走っていた。それは去年から健太さんに求められている部分でもある。あそこで走っていなかったらあのゴールは生まれていない。信じてゴール前に入っていくのは体力だったり、フィジカル的なものも必要になる。その辺はもっともっと増やしていきたいし、落ち着いて流して決められたのは非常に良かった」

 このゴールで1-1に追いついたFC東京は前半40分にも長距離を猛然と走り込んだMF橋本拳人が逆転ゴール。最後は3-2で競り勝ったが、東は「まだまだ上がってくる感触がある。反省しないといけない部分もある」と冷静に語る。カウンターが炸裂し、泥臭さを増したFC東京が好発進。長谷川健太監督体制2年目のスタートは、ゴールの形にも指揮官の求めるスタイルが表れている。

(取材・文 佐藤亜希子)

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