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FC東京MF橋本拳人、予測光る猛ダッシュから逆転ゴール!“腰強打”は無問題

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逆転ゴールを挙げたMF橋本拳人

[3.2 J1第2節 湘南2-3FC東京 BMWス]

「ハーフウェーラインくらいからスピードを上げて入っていった。ダッシュしました、あんまり普段はしないんですけど」。FC東京のMF橋本拳人が好判断から猛然と走り込み、逆転ゴールを挙げた。

 1-1で迎えた前半40分だった。ロングフィードで背後のスペースに走り込んだFW永井謙佑が相手守備陣の隙を突くと、GK秋元陽太の前に体を入れ、ゴールライン際でボールを奪取。「謙佑くん取れそうだな」と見た橋本はその瞬間にスピードを上げ、猛然と前線へ駆け上がった。

 永井が持ち直してマイナス方向にクロスを配給すると、FWディエゴ・オリヴェイラが右足ダイレクトでシュート。これはGK秋元に正面で阻まれたが、跳ね返ったボールに詰めたのは橋本。スピードを落とさずそのまま走り込み、泥臭くゴールに押し込んだ。

「ゴール前に入っていく回数を去年より増やしたい」という今季のテーマが表れたプレー。得点後にはGK秋元と接触してポストに腰を強打したが、「うれしくて(痛みは)何にも感じていないです」と問題はないようだ。前線でプレッシャーをかける永井のスピードを意識し、こぼれ球まで予測した判断が実ったゴール。「キツくても走るところは練習で徹底されている。それが試合に出ている」と、チームのスタイルにも手応えを感じていた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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