beacon

ルカクが2戦連続2ゴール!マンU、吉田出場のサウサンプトンに先制許すも粘り勝ち

このエントリーをはてなブックマークに追加

ロメル・ルカクが2ゴール

[3.2 プレミアリーグ第29節 マンチェスター・U 3-2 サウサンプトン]

 プレミアリーグ第29節が2日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドがDF吉田麻也の所属するサウサンプトンとホームで戦い、3-2で競り勝った。なお、2試合連続先発の吉田は、後半45分までプレーした。

 6日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)パリSG戦を控えているユナイテッドは、先月27日にクリスタル・パレスを3-1で下し、クラブ新記録のアウェー8連勝を飾った。先発はパレス戦から2人を変更。MFフレッジとDFディオゴ・ダロットに代え、MFアンドレアス・ペレイラとFWマーカス・ラッシュフォードを起用した。

 ユナイテッドは立ち上がりからFWロメル・ルカクを中心にゴールに迫るが、GKアンガス・ガンの牙城を崩せず、攻めあぐねる。すると、前半26分に先制点を許してしまう。サウサンプトンは敵陣左サイドでのスローインからボールを奪うと、FWチャーリー・オースティンが大きく右に展開し、DFヤン・ベドナレクが右足を一閃。名手GKダビド・デ・ヘアの手を弾いてゴールネットを揺らし、サウサンプトンが先手を取った。

 1点ビハインドのユナイテッドは前半39分、DFアシュリー・ヤングの左CKからDFクリス・スモーリングが打点の高いヘディングシュートを放つ。これはわずかに枠を外れ、ラッシュフォードが滑り込んでピッチ内に残したが、こぼれ球に味方が反応できなかった。

 前半を0-1で終えたユナイテッド。後半6分にアクシデントが発生する。相手との接触でFWアレクシス・サンチェスが右膝あたりを痛め、ダロットとの交代を余儀なくされる。“野戦病院化”するユナイテッドにとって、サンチェスの状態は心配だが、交代で入ったダロットがチームに良いリズムをもたらす。

 ユナイテッドは後半7分、ダロットが右サイドから高精度のクロスを送り、ラッシュフォードがヘディングシュート。これはわずかに枠を外れたが、直後に同点に追いつく。9分、ルカク、ダロットとつないで敵陣中央でパスを受けたA・ペレイラがペナルティーアーク手前から思い切りよく右足を振り抜く。これがゴール右隅に突き刺さり、ユナイテッドが試合を振り出しに戻した。

 さらにユナイテッドは後半14分、DFルーク・ショーのパスを受けたA・ペレイラがルカクへつなぎ、PA左に進入。相手をキックフェイントでかわし、右足でゴール右隅に流し込んで2-1と逆転した。だが、30分にPA手前でFKを与えてしまうと、MFジェームス・ワード・プラウズに鮮やかなシュートを直接決められ、2-2と追いつかれた。

 それでもユナイテッドが粘りをみせる。後半43分、ショーの横パスを途中出場MFフレッジがダイレクトでくさびのパスを入れると、ルカクが反転から右足シュート。これがゴール右隅に吸い込まれ、勝ち越しに成功する。アディショナルタイム4分には、ラッシュフォードがPKを獲得し、MFポール・ポグバがゴール中央に蹴り込む。これはGKガンに止められたが、ユナイテッドが3-2で競り勝ち、パリSG戦に弾みをつけた。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2018-19特集
●吉田、武藤の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP