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52歳初出場はお預けも…カズの指摘「ストロングポイントを見直して」

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チームの守備力向上を望んだ横浜FCのFW三浦知良

[3.3 J1第2節 横浜FC0-2山形 ニッパツ]

 開幕2試合を2連敗で終えた横浜FCはこれまでの3失点を全てセットプレーから喫している。この日、ベンチから戦況を見守っていたFW三浦知良は「セットプレーを含めて守備を立て直したい。でも監督じゃないんでね、選手同士で話し合いたい」と今後の展望を述べた。

 敵地での開幕節長崎戦(●0-1)は最後のひと枠でベンチ入りメンバーから外れ、ホーム開幕戦の第2節山形戦(●0-2)では最後まで出番なし。「出られないのは悔しいですね。ここを目指してきたので」。素直な気持ちを明かしたカズの思いはチームのパフォーマンスに及んだ。

 最も気にかかるのは「これまでの3失点全部がセットプレー」ということだ。この日はMF三鬼海のFKから2度もFW阪野豊史に流し込まれ、FKの流れからクリアが甘くなって決められた前節に続いての被弾パターン。それを指摘したカズは「勝ちパターン」の大切さを強調する。

 昨季はJ2リーグ5位でJ1参入プレーオフに進出し、その時期は堅守が目立った。「悪い流れでも取られないという形で上に行けたので、ストロングポイントを見直していく」とキッパリ。その上で自らの存在価値も示すつもりだ。「良い準備をして、明日も練習試合があるのでアピールしたい」。5日前に52歳の誕生日を迎えたが、日常を大切にしながらチャンスを狙う姿勢は変わらない。

(取材・文 竹内達也)
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