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憲剛&小林悠温存で2トップ採用の川崎F、FW知念は献身守備も逸機に「決め切らないと」

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献身的な守備を見せたFW知念慶

[3.10 J1第3節 横浜FM2-2川崎F 日産ス]

 ACLとの連戦の中、川崎フロンターレは4-4-2を採用し、FW知念慶とFWレアンドロ・ダミアンが2トップを組んだ。6日の上海上港戦(●0-1)に先発したFW小林悠、MF中村憲剛、MF長谷川竜也がベンチスタートとなり、ウォーミングアップ中のアクシデントでMF大島僚太も欠場。新たなオプションを試した一戦はレアンドロ・ダミアンが2ゴールを決めるも、2度のリードを追いつかれる展開で引き分けに終わった。

「ぶっつけ本番みたいなところもあった」と話す知念は2トップのコンビネーションについて「もうちょっと(レアンドロ・)ダミアンと意思疎通を合わせてやりたかった」と率直に認め、「2人ともパワーがある分、個でできていて、それは相手にとっても嫌だったと思うけど、2人の関係でパワーを使えれば良かった」と消化不良感も残った。

 高い位置からのプレッシングで横浜FMのミスを誘い、前半4分の先制点も相手GKのパスミスから。フル出場で献身的な守備を見せた知念は「もうちょっとダミアンにも(守備を)やってほしかった。点を取ったからいいけど、取ってなかったら文句を言っていた。最後の10分は本当にきつかった」と冗談交じりに振り返ったが、FWとして点を取り切れなかった悔しさもあった。

 前半31分、左サイドからのMF家長昭博のFKをPA内で胸トラップ。こぼれ球をキープしてゴール前で粘り、フィニッシュまで持ち込んだが、左足のシュートはゴール右に外れた。「あとちょっとの差。あそこまでいけたのはFWとして良い部分だけど、決め切らないと。多少難しくても決めないといけない」と反省。守備やポストプレーで存在感を示したが、シュート4本で無得点という結果に唇を噛んだ。

(取材・文 西山紘平)
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