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「感じてほしい」…森保監督が中山&板倉に与えた“課題”

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MF中山雄太(左)とDF板倉滉

 今冬、海を渡ったばかりだ。オランダに新天地を求めたU-22日本代表MF中山雄太(ズウォレ)とDF板倉滉(フローニンゲン)。彼らをミャンマーで行われるAFC U-23選手権予選を戦うU-22日本代表に招集した森保一監督は、2人に“課題”を与えている。

「感じてほしい」と言った。それは何かというと、「ヨーロッパから移動して戦う」ことの難しさだ。「A代表の選手たちはヨーロッパから日本に来て戦うとき、気候的にも違い、時差もある中で戦っているし、クラブで自分のポジションを無くすかもしれないリスクを負って、覚悟を持って日本代表の活動に来ていることを感じてほしい」。

 3月の最高気温が10度を超える程度のオランダと比べてミャンマーの最高気温は40度近く、移動時間も日本からと比べると10時間ほど時間がかかる場合もある。時差もある中、「数日間の準備期間でベストなコンディションにしなければならないなど、大変な部分を感じてほしい」と移動後の限られた時間の中で、コンディション調整する難しさを感じて取ってほしいようだ。

「指導者の狙いとして、そういうところを感じてほしいし、よりタフな気持ちを持って日本代表への覚悟を持ってやってほしい。すごくいい経験になると思っている」

 欧州視察をした際には2選手と顔を合わせたという。クラブで出場機会をつかめていないからこそ、「出られないことをハングリーな気持ちにつなげている。悔しさが滲み出ていたし、厳しい環境の中でもすごくいい顔をしていた」と悔しさを糧にしようとしていると感じた。2人が同代表の軸であるのは間違いなく、「彼らが力を持っていることは、この年代で間違いない。ミャンマーでも生かしてほしい」との期待に応えるためにも、指揮官からの“課題”を乗り越えてチームに合流したい。

(取材・文 折戸岳彦)
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