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伊藤翔が止まらない…鹿島が3発勝利で2連勝!札幌は開幕節以来の黒星に

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伊藤翔が公式戦2試合連続2ゴール

[3.17 J1第4節 札幌1-3鹿島 札幌ド]

 J1リーグは17日、第4節を行った。札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌鹿島アントラーズが対戦。FW伊藤翔の2ゴールなどで鹿島が3-1で完封勝利をおさめ、2連勝を飾った。

 前節・清水に快勝して2連勝を飾った札幌。13日のルヴァン杯・長崎戦(0-0)から6人を入れ替え、GKク・ソンユンとDF宮澤裕樹、MFルーカス・フェルナンデス、MF深井一希、MFアンデルソン・ロペス、MFチャナティップが先発復帰した。

 対する鹿島は、前節・湘南に勝って今季リーグ戦初勝利。12日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)山東魯能戦(2-2)からこちらも6人を変更し、DF内田篤人とDF安西幸輝、MF永木亮太、MFレアンドロ、MF安部裕葵、FW土居聖真を起用した。

 試合は早々に動いた。鹿島は前半12分、MFレオ・シルバのスルーパスに反応したFW伊藤翔。ルーカスにスライディングで対応されてしまうが、こぼれ球が伊藤に当たってそのまま前進すると、PA手前から右足を振り抜く。GKク・ソンユンを嘲笑うように鮮やかなループシュートがゴールに吸い込まれ、鹿島が先制点。伊藤は公式戦6点目(リーグ戦3点目)となった。

 さらに鹿島は前半24分、敵陣中央の左サイドでロングパスを受けたDF安西幸輝が相手と体を入れ替えて中央へ斜めに切れ込むと、伊藤の動き出しに合わせてスルーパスを出す。PA左へ抜け出した伊藤が冷静に左足で流し込み、ACL山東魯能戦に続いて2試合連続2ゴール。A代表初招集の安西もアシストで得点に絡んだ。

 札幌は細かくつなぎ、コンビネーションからゴールに迫ったが、鹿島の守りを崩すことができず。前半42分には、左サイドのクロスからFW鈴木武蔵が強さをみせて頭で中央に折り返し、A・ロペスが左足アウトでシュートを放ったが、クロスバー上に外れた。

 後半も札幌がボールの主導権を握り、ピッチを幅広く使ってゴールに襲いかかる。だが、なかなか決定的なシーンを作り出せず、苦しい時間が続く。対する鹿島は、安定した守備から小気味よくパスをつなぎ、札幌のファウルも増えていく。23分、右サイド深くでFKをDF犬飼智也が頭でつなぎ、伊藤がヘディングシュートを放つが枠を外れた。

 試合巧者の鹿島は、得点を狙いつつ落ち着いて試合を進めると、後半31分に右サイドのスペースでパスを受けたMFレアンドロがボールを運び、PA右に進入。足裏でボールをコントロールして宮澤をかわし、右足シュートをニアに突き刺して3-0と試合を決定づけた。なお、レアンドロのリーグ戦得点は、2017年11月5日の浦和戦以来となった。

 札幌は後半40分、左CKからDF福森晃斗が左足でクロスを上げ、鈴木がヘディングシュート。ゴール前でA・ロペスが頭で触ったボールが相手に当たってゴールに吸い込まれ、一矢報いた。試合は3-1でタイムアップ。鹿島が逃げ切り、公式戦5試合負けなし(3勝2分)とした。一方、札幌は開幕節以来の黒星となった。

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