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バルサの新星アベル・ルイス、手本とするのは2人の新旧バルサFW

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アベル・ルイスが参考にするストライカーとは

 バルセロナBのストライカー、アベル・ルイスは、FWルイス・スアレスとFWダビド・ビジャを手本にゲームの動きを学んでおり、彼らに続く偉大なストライカーへの成長に意欲を見せている。

 ビジャは2010年にバレンシアからバルセロナに移籍し、カンプノウでの最初のシーズンに3つのタイトルを獲得した。ウェンブリーでのCL決勝でマンチェスター・ユナイテッドを黙らせる3点目を奪い取ったことも印象深い。

 それから5年が経ち、スアレスが同じようにデビュー1年目を成功裏に終えた。このウルグアイ人はFWリオネル・メッシとFWネイマールとトリオを結成し、これまでに見たこともないような最高のアタッカー陣を作り上げた。

 ビジャが移籍してから長い時間が経つが、スアレスはまだバルサにいる。先月にはレアル・マドリー相手に2ゴールを決め3-0で勝利。エルネスト・バルベルデ率いるチームは国王杯決勝に駒を進めた。

 今年の『NxGn』で27位を獲得した期待のアタッカー、ルイスはこの試合を間近で見ており、32歳のスアレスが試合中に放ったたった2本の枠内シュートをゴールにつなげたことに、尊敬の念を示す。

「最初のゴールはまさに彼のスタイルの集大成だ。素晴らしい試合、素晴らしいゴールだったね。ルイス・スアレスを集中して見ているんだ。彼のアグレッシブな姿勢が好きだし、ゴールを追い求めるやり方が好きなんだ。だけど、ダビド・ビジャも好きだね。彼は僕の中で最も完璧なストライカーだ。彼の動きを少しでも修得したいと思っているよ。だから、僕は2人を手本にしているんだ」

 さらに続けて、「それはそうと、僕をNxGnのリストに入れてくれて本当にありがとう! こういう形で僕のやってきたことや努力が認められるのは本当に誇らしいよ」と感謝の気持ちを口にした。

 クラブでも代表でもゴールゲッターだったルイスは、スペインが準優勝した2017年のU17ワールドカップで6得点を叩き出して以来、プレミアリーグのトップチームのスカウトの注目を集める存在だ。

 しかし、バレンシアのアカデミーが生み出したこの才能のバルセロナに留まる決意は固く、現在はブラウグラナ(バルセロナの愛称)のリザーブチームに登録され、スペイン3部でプレーしている。

 彼がバルサBから離れてトップリーグに加入することは難しくなかったはずだ。しかしルイスはカンプノウに残ったことは間違いなく正しい選択だと思っている。特にメッシらと練習する機会が常にあるというメリットを彼は強調している。

「このクラブを信頼しているから僕はここにいるんだ。ほかのBチームのチームメイトもみんな同じさ。僕たちはみんなトップチームに行けると思っているし、それが皆の目標だ。その夢を実現するために毎日成長しようと頑張っているよ。そして、トップチームと練習できるのは本当にすごいことなんだ。あれは僕たちにとっては別世界のようだ。彼らはまさにエリートで、ベストプレイヤーで、世界中で一番経験豊富なプレイヤーなんだ」

 ルイスのチームメイトであり、12月のトッテナム戦でトップチームデビューを果たしたDFフアン・ミランダは、自分の役割や、最高のレベルに行くために必要なことについてかけがえのない気づきを得たと語っている。

「バルバルデが僕をトップチームに帯同してくれたのはとてもありがたく思っている。特にジョルディ・アルバの動きに注目していたんだ。彼は僕と同じポジションでプレーしているから。でもチーム全体を見ようとしていた。選手全員それぞれから学ぶことがある。彼らがどうプレスをかけているか、どう攻めているか、どう守っているか、とかね。理解するのが本当に難しくて、複雑なチームだよ!」

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