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本格強化5年目で選手権16強、龍谷の新エース候補FW野田「チームがピンチの時に絶対に決めれるFWに」

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選手権ベスト16、龍谷高の新エース候補FW野田将輝

 初出場した選手権でベスト16入りした龍谷高(佐賀)の新チームのエース候補が、FW野田将輝(新3年)だ。180cm近い長身で競り合いの強さとボールキープ力、そして得点力が特長。元福岡FWの太田恵介監督に憧れて龍谷へ進学したというFWが、本格強化5年目で全国初出場、1勝を果たした昨年超えへの意気込みなどを語った。

―昨年は決して力のある世代ではなかったようだが、覚悟を決めた選手たちが結果を残した。今年もその部分は継続できている?
「何人かは継続できていると思うんですけれども、数人はまだかなと思います。(自分は)やってやるという気持ちです」

―去年以上のものを出せそう?
「今年のチームは去年よりも力はないんですけれども、それを越せるように、日々の練習や試合を頑張っていきたい」

―エース候補だと思うが、チームのどのような存在になりたい?
「チームがピンチの時に絶対に決めれるFWになりたいです。自分がやんなきゃと思っています」

―太田監督に憧れて龍谷に来て、太田監督から特に学べたという部分は?
「動き出しだったり、収める時のタイミングだったり、工夫だったりを学べて、自分にもプラスになっている」

―現在の課題は?
「走れないところです」

―龍谷で成長できた部分は?
「人間性の部分ですね。入ったばかりの時は聞く耳だったり、そういうところを持てなかったんですけれども、ここに入って凄く性格も変わったと思うし、人間としても成長したと思います」

―理想とするFWは?
「大迫(勇也)選手です。身体の使い方や手の使い方が上手いと思います」

―今年の目標を教えてください。
「個人としては去年のベスト16を越えることで、チームとしては県大会で優勝してまず全国大会に出たい」

―今年はピッチに立つことができなかった。全国で活躍したい思いが強いのでは?
「全国の舞台で観客が多い中、色々な緊張もあると思うんですけれども、自分のプレーを全国の舞台で見せられたらいいと思います」

(取材・文 吉田太郎)

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