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大迫勇也は「覚悟していた」長期離脱から復帰戦アシスト、「まだまだ100%じゃない」

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復帰戦でアシストしたFW大迫勇也

[4.7 ブンデスリーガ第28節 ボルシアMG 1-1 ブレーメン]

 日本代表FW大迫勇也が106日ぶりの復帰戦でさっそく結果を残した。所属するブレーメンは7日にボルシアMGと対戦。大迫は後半7分から途中出場し、同点ゴールをアシストした。

 大迫は1月のアジアカップ後に負傷により戦線離脱。3日のDFBポカール(ドイツ国内杯)準々決勝でベンチ入りを果たし、復帰間近となっていた。今節では後半4分に先制点を奪われてしまうと、直後の同7分にピッチに投入された。

 すると、後半34分に同点弾をお膳立てする。クリアボールを収めた大迫はPA右手前から右足クロスを放ち、MFデイビー・クラーセンがヘディングシュートでゴールに叩き込んだ。

 試合はそのまま1-1でドローに。大迫は試合後、久々の出場について「予想外の展開で出る感じになりました」と明かす。怪我の具合は「まだまだ100%じゃない」というが、「要所要所でしっかりとプレーしようと考えていました」と語った。

「45分できる体じゃないので、練習もまだしていないし、10分15分ぐらいのイメージでした」。いまだ完調には至っていないというが、ハーフタイムにアップをしていると後半開始早々に失点。「内容も良くなかったので、出る感じはありました」と交代時を振り返った。

 出られなかった時間もフラストレーションは溜まらず。「全然そんな、ポジティブに。アジアカップの時点でこうなる感じがしていたので」と約2か月の離脱にもうまくメンタルコントロールができていた。「自分の中でふんぎりというか覚悟はしていたので、切り替えて今何ができるかを考えていました」。復帰戦でのアシストも“ふんぎり”の賜物だったようだ。

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