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苦境の久保裕也…ドイツメディアが辛辣評価「この状況下では役に立たない」

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FW久保裕也にドイツメディアが厳しい評価

 残留争い真っ只中のニュルンベルクに、FW久保裕也の居場所はないのだろうか。ドイツ『キッカー』が伝えている。

 ブンデスリーガで28試合を終え、勝ち点17で自動降格圏の17位に沈むニュルンベルク。3月末に行われた第27節で昨年9月以来の勝利を挙げると、前節は残留争いの直接のライバルである16位シュツットガルトと1-1のドローに終わった。

『キッカー』はシュツットガルトとのドローを「生き残るには少なすぎ、死ぬためには多すぎる。これがあのドローを解釈する方法だ」としつつ、それでも「残留への小さな希望は消えていない」と評価。次節14位シャルケとの一戦が大一番になるとしている。

 そして、同紙は「(第27節で)アウクスブルクに3-0で勝利した後、彼らは堅実な守備だけでなく、攻撃力を必要としている。だが、スタッフには多くの疑問符がある」と続け、前節では前半26分に途中出場するも後半43分に交代となった久保について「助けにならない」と厳しい評価を下している。

「日本人のユウヤ・クボは、シュツットガルト戦でこの状況下では役に立たないことをもう一度印象的に示した。彼の『キッカー』平均スコアは4.32で、(第2節)マインツ戦では2を獲得したが、それ以降は4以上のスコアはない。積極性を欠き、必要なボディランゲージを見せられていない」

 第22節からは6試合連続で先発したものの結果を残せず、前節には途中出場も交代になるなど、苦しい状況の続いている久保。大きな期待を背負って今季加入したが真価を発揮できず、現地メディアの論調も逆風が強まっている。残り6試合となったリーグ戦で残留を勝ち取るために、日本人FWは結果を残すことができるのだろうか。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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