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原口元気も今夏の放出候補に…2部降格濃厚のハノーファーは複数の主力選手を売却へ

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10番をつけるMF原口元気も放出候補に…

 2部降格が現実味を帯びるハノーファーは、来シーズンに向けて複数の主力選手を売却を考えているようだ。ドイツ『シュポルトバザー』によれば、日本代表MF原口元気も放出候補の1人に含まれているという。

 第28節消化時点で最下位に沈むハノーファーは直近のリーグ戦7試合は全敗。勝ち点14と入れ替えプレーオフに回れる現在シュツットガルトがつける16位との差は7ポイント、アウクスブルクが位置する15位との差は11ポイントに広まっている。来シーズンは2部で迎える可能性が濃厚になってきた。

 そして、クラブも来シーズンに向けた組織再編を開始。アーセナルからレンタルで加わっているFW浅野拓磨の買い取り義務発生を回避するため、トーマス・ドル監督に「起用禁止令」を通達したことで話題を呼んだマルティン・キンド会長は、9日にホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)を解任したことが明らかになった。また『シュポルトバザー』によると、ドル監督のシーズン後の更迭はすでに決定しているという。

 また、降格時には長期離脱中のエースストライカー、FWニクラス・フュルクルーグは800万ユーロ(約10億円)で、すでにオファーが届いていると見られるブレーメンへの放出が濃厚に。さらにそれぞれの契約に2部降格時に行使可能となる契約解除条項が盛り込まれている原口やMFワラシ、DFマティアス・オストルツォレクやFWイーラス・ベブーらの売却で、合計移籍金3000~4000万ユーロ(約38~50億円)を得る考えだと伝えられている。

 つまりクラブ側は主力選手の残留に期待せず、その売却で得た資金で新しいチームを作ることに専念。降格が決定となれば、原口ら複数の選手たちの退団も決定するとも言えるようだ。

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