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“超”半端ないFW染野、開幕戦でFK弾!「確実に1点を獲り続ける」理想通りに高校選抜でも連発中

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前半24分、日本高校選抜FW染野唯月(尚志高3年)が先制点を決める。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[4.18 デュッセルドルフ国際ユース大会 日本高校選抜 2-1 ボルシアMG]

 “超”半端ないゴールハンターが、日本高校選抜のデュッセルドルフ国際ユース大会ファーストゴールを決めた。25分ハーフの前半、日本高校選抜はビルドアップで苦戦。MFバスケス・バイロン(青森山田高→いわきFC)のカットインシュートを除くとシュートを打てずにいた。だが、その苦しい状況でFW染野唯月(尚志高3年)がチームに1点をもたらす。

 前半終了間際の24分、日本高校選抜は自陣でのボール奪取から速攻。FW宮崎純真(山梨学院高→甲府)がドリブルで運んだボールを受けた染野が、ペナルティーアークやや外側でFKを獲得する。ポイントには左利きのMF天笠泰輝(青森山田高→関西大)と右利きに染野の姿。そして、短い助走から染野が右足を振り抜くと、ボールは壁の上を越えてゴール左隅に吸い込まれた。

「FKは自分元々得意だったので。しかも、決めなくちゃいけない位置だったので決めてホッとしています。あの角度とか狙い通りだったのかなと。初戦でしたし、しかも自分はFWなので、しっかりと獲って波に乗っていくことが大事だと思っていたので、まず点が獲れたことは大きいと思います」と染野。試合を通してシュート数を増やすことができず、後半に一度あった決定機で仕留められなかったことを反省したが、「自分の1点で勢いに乗せられたのは大きい」と劇的な勝利に貢献したことを素直に喜んだ。

 1月の選手権準決勝で優勝校の青森山田高相手に3ゴール。大会得点王を獲得した2年生FWは憧れのFW大迫勇也同様に “半端ない”と表現される選手になった。そして新シーズンはプレミアリーグEAST開幕戦(対柏U-18)で圧巻の3発。日本高校選抜でも3月末の静岡合宿での練習試合から、直前合宿での練習試合、オランダでの親善試合2試合、そしてこのボルシアMG戦と決め続けている。

 昨年の国際ユースin新潟U-17メキシコ代表戦でGKの手の上から驚愕ヘッドを決めるなど、高校生時代の大迫よりも早く、年代別日本代表チームを経験したり、海外相手の活躍をしてのけている。今回の欧州遠征でもオランダでは決してパフォーマンスが良かった訳ではないという中で2戦4発。そして、この試合ではチャンスが少ない中でも自信を持つ“飛び道具”で仕留めて見せた。これまでは圧巻の高さから繰り出す“ヘリコプターヘッド”や抜け出しからのゴールが目立っていたが、コントロールショットなどそれ以外のゴールパターンが増加。現在は流れの中で獲れなくても、プレースキックで1点を獲ってしまう。

「1試合1試合確実に1点を獲り続けるのが理想。それを焦らさずにやっていることが結果に繋がっていると思います」と染野。すでにJクラブの争奪戦がスタートしているが、複数のスカウトが日本から欧州にまで訪れている事実が彼の評価の高さを物語っている。その中でしっかりと決めて見せたFWは今後も理想通りに決め続けて、日本高校選抜をデュッセルドルフ国際ユース大会優勝へ導く。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018
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第57回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会公式サイト(別サイトに移動します)

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