5日に行われたリーガ・エスパニョーラ第36節ビジャレアル戦に臨んだレアル・マドリーの選手たちが、かつてレアルでプレーしたポルトGKイケル・カシージャスにメッセージを届けた。

　1990年に9歳でレアルの下部組織に入団したカシージャスは、1999-2000シーズンから16シーズンにわたってトップチームでプレーし、1999年9月12日のトップチームデビューから計725試合に出場。19個のタイトルを獲得するなどクラブの象徴的存在だったが、15-16シーズンからポルトに活躍の場を移した。

　1日の練習中に心筋梗塞を発症したカシージャスは病院に運ばれたものの、命に別状はないという。その後、自身のインスタグラム(@ikercasillas)を更新し、「大きな恐怖を感じたけど、僕は無事だよ。みんなが送ってくれた愛のあるメッセージに感謝します」とベッドに寝ている様子とともに伝えていた。

　スペイン『マルカ』によると、5日に行われたビジャレアル戦に臨んだレアルの選手たちは「イケル、あなたとともに」というメッセージが記されたTシャツを着用して入場し、カシージャスにエール。試合はFWマリアーノ・ディアスの2得点、DFヘスス・バジェホのゴールで3-2の勝利を収め、白星も届けている。

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