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チェルシー主将ケーヒル「ひどいシーズン…僕の記憶に残らない」不満を抱えたまま退団へ

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胴上げされるチェルシーDFガリー・ケーヒル

 チェルシー主将ガリー・ケーヒルが、指揮官マウリツィオ・サッリに対しての不満を口にしている。

 1985年生まれ、現在33歳のケーヒルは2012年1月にボルトンからチェルシーへ加わり、それ以来7年半チェルシーでプレー。レジェンドのジョン・テリーから主将を引き継いだものの、サッリ体制になると出番が激減。今季、リーグ戦の出場はわずか2試合でフル出場はなし。UEFAヨーロッパリーグとカラバオ杯のコンペティションを合わせても公式戦出場試合数は8にとどまっている。

 ホーム最終戦となった5日のワトフォード戦では89分から途中出場。退団が決定的となっていることから、試合後には同僚たちから胴上げされた。

 そんな状況に置かれているケーヒルが、イギリス『telegraph』のインタビューを通して、現状について不満を口にしている。

「個人的には本当にひどいシーズンだった。チェルシー最後のシーズンは僕の記憶には一切残らない。最後の記憶は昨シーズンのFAカップ決勝になるだろうね」

「自分が置かれた状況は敬意を欠いたものだった。過去6シーズン、チェルシーでは常時プレーしてきたし、このクラブでは数多くの栄光を勝ち取った。だけど状況が一気に変わってしまった。スタンドから観戦する試合がここまで多くなると思わなかったよ」

「他のプレーヤーやチームスタッフと良好な関係を築いて、みんなのために尽力してきた。それでも自分は試合で使われることさえないんだ」

「チェルシーは監督交代が少なくないチームだ。だけど、どの指揮官がやってきても自分は監督が求めることをクリアしてきたと自負しているし、異なる戦術、システム、スタイルに順応してきたと思っている。良い経験、悪い経験もすべてが必要な学びだったと認識しているよ」

 ケーヒルは「毎日懸命に練習に励んだよ。だけど監督は自分を使ってくれなかった」と語り、指揮官サッリから信頼されていなかったと主張している。また、ケーヒルはフリートランスファーで来季の所属先を探すこととなり、本人は大きな葛藤があるようだ。

「頭を抱えたままスタンフォード・ブリッジを去るよ」

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