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名古屋マテウス“ゴラッソ”で先制もドロー…川崎Fは同点弾ダミアンが右足痛める

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川崎フロンターレはレアンドロ・ダミアンのゴールでドローに持ち込んだ

[5.17 J1第12節 名古屋1-1川崎F 等々力]

 川崎フロンターレ名古屋グランパスは1-1の引き分けに終わった。

 リーグ5連勝7戦負けなしの川崎Fとリーグ5戦負けなしの名古屋による好調対決。風間八宏監督のイズムを継承する“風間ダービー”の2年目の対決だ。ただし対戦成績は川崎Fが6連勝中と近年は寄せ付けない強さをみせている。

 21日にACLの予選突破をかけた最終節を戦う川崎Fは、12日の清水戦からスタメン5人を変更。6試合ぶりの出場となるMF中村憲剛ら前線の選手を総入れ替えして臨む。一方の名古屋は、快勝した前節の浦和戦から変更なし。

 なお、本日発表になったトゥーロン国際大会に出場するU-22日本代表に選ばれた川崎FのMF田中碧は先発、名古屋のMF相馬勇紀はベンチからのスタートになった。[スタメン&布陣はコチラ]

 巧さのある両チームのボールの奪い合いは、前半から非常に見ごたえがあった。川崎Fがトップ下に入った中村の絶妙なポジショニング、MF大島僚太の華麗なテクニックなどでチャンスを作っていく。

 しかし前半25分の中村のスルーパスに反応したMF長谷川竜也をDF中谷進之介がブロックするなど、今季は堅守も目立つ名古屋守備陣が集中した守りで突破を許さない。

 そして前半終了間際、名古屋がスーパーゴールでスコアを動かす。前半45分、自陣からDF丸山祐市がFKを大きく蹴り入れると、競り合ったFWジョーが落とす。これを胸コントロールで受けたMFマテウスがエリア手前から左足ボレーで突き刺した。マテウスは2戦連続ゴール。

 1点ビハインドで折り返した川崎Fは後半10分に田中に代えてFWレアンドロ・ダミアン、同15分にMF阿部浩之を下げてMF齋藤学を投入。積極的な動きで同点弾を目指す。後半20分にはMFガブリエル・シャビエルにロングボールで抜け出されるが、GKチョン・ソンリョンが好セーブで弾き、追加点を許さなかった。

 すると後半24分、長谷川竜也のスルーパスでエリア内に入ったレアンドロ・ダミアンが右足を振り抜くと、これがGKランゲラックのニアに飛ぶ。コースは甘かったように見えたが、ランゲラックが弾くことが出来ず、ゴールネットが揺れた。

 しかし2戦連続弾となったレアンドロ・ダミアンだが試合終盤、右足腿を痛めて倒れてしまう。治療後にピッチに戻ったが、歩くのが精いっぱい。試合は1-1の引き分けで終了したが、ダミアンの怪我の具合が心配される。

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