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2トップ揃い踏みに刺激、連続スタメンの斉藤光毅「もっともっと仕掛けたい」

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2試合連続先発のMF斉藤光毅(横浜FC)

[5.26 U-20W杯グループB第2節 U-20日本代表 3-0 U-20メキシコ代表]

 飛び級選出でU-20ワールドカップの舞台に立っている。U-20日本代表MF斉藤光毅(横浜FC)は2試合連続のスタメン。初戦のエクアドル戦は2トップの一角で先発すると、南米選手特有の守備に苦しみつつ、前半最大のチャンスがあった。

 28分、DF菅原由勢(名古屋)からのアーリークロスで抜け出した斉藤はうまく入れ替わってエリア内に侵入。GKと1対1の局面を迎え、バウンドしたボールにGKより先に合わせると、右足シュートは無人のゴールに向かう決定機だったが、カバーに入った相手DFにクリアされた。

 続くメキシコ戦は右サイドハーフの位置で先発。後半21分にはカットインから左足でミドルシュートを打ったが、これは惜しくもゴール上へ。ボランチの位置から上げってきたMF齊藤未月(湘南)に絶妙なスルーパスを通すなど味方を生かしつつ、献身的な守備も見せた。試合後は「もっともっと仕掛けられたらよかった」と貪欲に話した。

 3発で快勝したメキシコ戦は喜びとともに、FW宮代大聖(川崎F)、FW田川亨介(FC東京)の2トップ揃い踏みが刺激になった。中2日のイタリア戦に出場すれば、次は斉藤光毅の番だ。「決めていかないと厳しくなってくる。結果を残していきたい」と短い言葉に力を込めた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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