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“飛び級”招集の17歳…U-22日本代表MF松岡大起「どれだけできるか試したい」

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U-22日本代表MF松岡大起(鳥栖)

 チーム最年少となる17歳だ。J1リーグでも経験を積むU-22日本代表MF松岡大起(鳥栖)は、同代表での初練習を終えて充実した表情を浮かべた。

 01年6月1日生まれの17歳は、鳥栖U-18に所属しながらもトップチームに2種登録され、今季のJ1リーグ第2節神戸戦でスターティングメンバ―に名を連ねてJデビュー。その後も出場機会をつかみ、第13節終了時点で11試合(先発9試合)に出場している。ピッチに立つ機会を得ているが、本人は「スピード感や当たりの強さが違う。今までだったら体のぶつかり合いで負けなかったけど、今は当たられて入れ替わってしまったり、負けることが多いので、そこはもっと上げていかないといけない」と課題も感じているようだ。

 だが、鳥栖でのプレーが認められてU-22日本代表に初招集。初日の練習を終えると、「今からがスタート。チームのコンセプトや自分の役割をしっかりと理解し、自分自身の特長を出していきたい」と年上の選手に囲まれる中、アピールしようと燃えている。

 トゥーロン国際大会では、グループリーグでイングランド、チリ、ポルトガルと対戦。現在ポーランドで開催されているU-20W杯を戦うU-20日本代表には惜しくも落選したものの、「今いる場所で自分がやるべきことをやる」と力を込めた若武者が、「自分がどれだけできるか試したい」と世界の猛者たちに挑む。

(取材・文 折戸岳彦)
▼第47回トゥーロン国際大会

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