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京都内定MF谷内田ら注目世代の帝京長岡敗退!新潟決勝は日本文理vs北越に!

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帝京長岡高日本文理高、延長後半9分、日本文理MF長崎颯真が同点ゴール

 1日、令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)の新潟県予選準決勝が行われ、日本文理高北越高が決勝(2日)に進出した。

 日本文理は、京都内定MF谷内田哲平主将(3年)やU-18日本代表FW晴山岬(3年)を擁する帝京長岡高と対戦。前半、敵陣でのインターセプトからMF秋元圭太(3年)とMF中林海成(3年)が決めて2点リードを奪う。

 一方、1月の選手権8強メンバーを多数残す帝京長岡は後半5分にU-17日本代表候補MF矢尾板岳斗(3年)が右足コントロールショットを決めると、その2分後にはU-17日本代表MF田中克幸(3年)が右CKを左足で直接決めて同点。この後、ボールを支配しながら攻める帝京長岡は再三ゴール前のシーンを作りながらも勝ち越し点を奪えずにいたが、2-2で突入した延長前半7分に谷内田のスルーパスから晴山が決めて逆転した。

 だが、日本文理は延長後半9分にハイサイドを狙った攻撃から右SB古俣眞斗主将(3年)のラストパスをMF長崎颯真(2年)が右足で決めて同点。3-3で突入したPK戦でGK小菅瑠樹(3年)が帝京長岡2人目・晴山のシュートを止めて、5-3で勝利した。

 北越は前回大会優勝校の新潟明訓高と対戦。前半10分、MF加藤雅久(2年)が右エンドラインギリギリの位置から上げたクロスを初先発のMF五十嵐翔(3年)が頭で合わせて先制する。新潟明訓は13分に右CKをCB竹内豊(2年)が頭で合わせて同点に追いついたが、北越はその1分後にショートパスを繋いで左サイドへ展開。DFのマークを外したMF安藤颯士(2年)のクロスをFW庄内碧(3年)が頭で合わせて勝ち越した。

 落ち着いた配球と個々の技術の高さを活かした崩しを見せる北越は、24分にも左SB土田永遠(3年)の左クロスが逆サイドのポストを叩いてゴールイン。後半は重心の重くなった北越を新潟明訓が攻め立てる。MF高橋一誠主将(3年)を中心に判断よくボールを動かしながら前進し、決定機を連発したが、北越は右SB藤吉玲依主将やGK平山颯太(2年)を中心にゴール前で粘り強い守り。相手の反撃を凌ぎきった北越が3-1で勝った。

 決勝は6月2日に行われ、日本文理が勝てば2年ぶり2回目、北越が勝てば12年ぶり3回目の全国大会出場となる。

【新潟】
[準決勝](6月1日)
帝京長岡高 3-3(PK3-5)日本文理高
北越高 3-1 新潟明訓高

[決勝](6月2日)
日本文理高 vs.北越高

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2019

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