beacon

日本と初対戦、エルサルバドル指揮官「トリニダード・トバゴと私たちは違う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

エルサルバドルが公式会見

 キリンチャレンジカップで日本代表と対戦するエルサルバドル代表は8日、試合会場のひとめぼれスタジアム宮城で公式練習を行った。練習前にはカルロス・デ・ロス・コボス監督と主将のGKヘンリー・エルナンデスが公式会見に出席。「高いレベルのサッカーを見せたい」と意気込みを語った。

 FIFAランキング71位のエルサルバドルは日本と国際Aマッチ初対戦。メキシコ出身のカルロス監督が昨年8月から指揮を執っている。就任以来の通算成績は8勝2敗。2019年に入ってからは4連勝が続いており、3月には南米の強豪ペルーを相手に一方的に攻め込まれながらもシュート1本で2-0という勝利を収めている。

 直近の目標は18日に初戦を迎えるCONCACAFゴールド・カップ。指揮官は「私たちのチームがどんなレベルにあるのかを確認するために来た。日本にはレベルが高く、経験豊富な選手が揃っていることを知っているのでオファーを頂いた時は来日して戦うことを即決した。競争力を高め、ゴールドカップにベストな状態で臨めるようにしたい」と意気込む。

 日本は5日に同じ北中米カリブ海とのトリニダード・トバゴと対戦。引いて守るサッカーに苦しんでいたが、「トリニダード・トバゴと私たちは違う特長を持ったチーム。全く違った内容になる」とカルロス監督。「ボールコントロール、パス回しに長けた選手たち」を率い、攻撃的なスタイルを見せる構えを見せた。

 またヘンリー・エルナンデスは「成長する非常に良い機会になると思うし、日本とエルサルバドルの両チームにとって良い機会になる」とアピール。「日本はポゼッション、テクニック、攻撃力が優れている。私たちを成長させてくれる大会になるし、高めてくれる試合になる」と対戦を心待ちにしていた。

(取材・文 竹内達也)

TOP