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宇佐美、所属元アウクスブルクには復帰せず?地元紙「短い間しか残らないだろう」

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今夏のアウクスブルク退団が濃厚と見られるMF宇佐美貴史

 デュッセルドルフへのレンタルが今季限りで終了となったMF宇佐美貴史は、アウクスブルクでも居場所がないのかもしれない。ドイツ紙『アウクスブルガー・アルゲマイネ』が伝えている。

 2017年夏に期限付きでアウクスブルクから当時ブンデスリーガ2部所属のデュッセルドルフに加入した宇佐美。1シーズン目には1部昇格に大きく貢献し、再レンタルで今季も同チームでプレーした。しかし、昇格組ながらも10位でリーグ戦を終えたチームの中で今季はなかなか結果を出せず、後半戦には出場機会も減り、招集メンバーにすら含まれなくなっていた。

 レンタル元に戻ることになった27歳MFだが、2021年までの契約を結んでいるアウクスブルクに復帰する可能性も低いと見られているようだ。先日も「デュッセルドルフへのレンタル移籍が終わったタカシ・ウサミだが、アウクスブルクには短い間しか残らないだろう」との予想を綴っていた『アウクスブルガー・アルゲマイネ』は、6日付けの記事でも宇佐美を含めたレンタル組の去就について、「マルティン・シュミット監督の構想に入っている可能性は低いようだ」と伝えている。

 今夏退団の場合の移籍先については、日本では古巣のガンバ大阪が同選手の再獲得を目指しているとも伝えられていたが、現地メディアでは今のところクラブ名など具体的には報じられていない。今後他の新天地候補が浮上するのだろうか、そして移籍となった場合、2016年夏に獲得の際にはG大阪に150万ユーロを支払っているアウクスブルクは2年間の契約を残す選手に対して、どれほどの移籍金を求めるのだろうか。

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