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日本代表FW永井が復帰弾!! FC東京がプレーオフ先勝、C大阪はサブ組起用実らず

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決勝ゴールを沈めたFC東京FW永井謙佑

[6.19 ルヴァン杯PO第1戦 FC東京1-0C大阪 味スタ]

 ルヴァンカップは19日、プレーオフステージ第1戦を各地で行い、FC東京セレッソ大阪を1-0で勝利した。今月9日のキリンチャレンジカップで肩を痛めて負傷退場し、この日が実戦復帰初戦の日本代表FW永井謙佑がヘディングシュートで決勝点。第2戦は26日、C大阪のホームで行われる。

 ホームのFC東京はリーグ前節の神戸戦(●0-1)から先発3人を入れ替え、DF太田宏介、MFナ・サンホ、永井を新たに起用。C大阪は前節の鹿島戦(●0-2)から8人を変更し、MF松田陸、MF藤田直之、MFレアンドロ・デサバトが続けて先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりはFC東京が主導権を握った。前半1分、左サイドを攻め上がったMF東慶悟がボレーシュートを放つもGK圍謙太朗がビッグセーブ。同3分にはナ・サンホの左CKにニアで永井が頭で合わせたが、これも圍の正面を突いた。同7分、ナ・サンホの強引な突破からのシュートは圍がなんとか処理した。

 その後もFC東京が攻勢を保ったが、前半24分にはC大阪に初めてのチャンス。U-20日本代表としてU-20W杯に出場していたDF瀬古歩夢の鋭い縦パスをMF福満隆貴が受け、縦に持ち出して右足を振り抜いたが、シュートはGK林彰洋が阻んだ。同28分には、FW柿谷曜一朗が巧みなドリブルから左足ミドルを狙うも、再び林がセーブした。

 徐々に勢いを強めるC大阪は前半32分、中盤で柿谷が日本代表MF橋本拳人をいなすと、右サイドの福満にパス。そこからリターンを受けた柿谷が右足で狙ったが、シュートは大きく枠を越えた。すると同43分、FC東京は左サイドに開いたFW東慶悟のクロスに永井が頭で合わせ、先制ゴールを叩き込んだ。

 FC東京はハーフタイム明け、MF高萩洋次郎に代わってMF大森晃太郎を投入。東がボランチに下がった。後半6分、FC東京は橋本と矢島が立て続けにミドルシュートを狙ったが、いずれも圍がセーブ。同11分には自陣からのロングフィードに永井が抜け出し、クイックターンから放った左足シュートも圍が横っ飛びで阻んだ。

 FC東京は後半18分、矢島に代えてFWディエゴ・オリヴェイラを投入。同22分、永井の浮き球パスからナ・サンホがゴール前で決定機を迎えたが、シュートは惜しくもディフェンスに阻まれた。良いところのないC大阪は同22分、福満に代わってFW山田寛人を最前線で起用。FW高木俊幸が右サイドハーフに移った。

 C大阪は後半32分、MF田中亜土夢のFKにDF山下達也が頭で合わせるも林が難なくキャッチ。一方のFC東京は何度も敵陣に攻め込むシーンが続くも、D・オリヴェイラの決定機が空振りに終わるなどなかなか追加点を奪えない。それでも試合は最後まで動かず、1-0で終了。ホームのFC東京はアウェーゴールを奪われず、1点のリードを保ったまま第2戦に進んだ。

(取材・文 竹内達也)
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