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[MOM2911]清水ユースDFノリエガ・エリック(3年)_際立つ守備力備えたDFは「エスパルスでトップチームに」

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清水エスパルスユースDFノリエガ・エリックは空中戦で相手を圧倒するなど無失点に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.6 高円宮杯プレミアリーグEAST第9節 大宮U-18 0-0 清水ユース NACK]

 清水エスパルスユースは、ペルー人DFノリエガ・エリック(3年)の存在感が際立った。3バックの右DFを務めたノリエガは、右サイドから対角へのロングボールを通していたほか、得意の空中戦で相手のハイボールをシャットアウト。また、カウンターからスピードに乗ってドリブルしてきた相手FWを1度、2度と個でストップして見せた。

 高い攻撃力を持つ大宮を無得点に封じた。だが、清水は攻め続けながら、どうしても1点を奪うことができなかった。ノリエガは「本当に悔しいですね。きょうもいっぱいチャンスがあって、最後決めるところで決めないと試合には勝てない」。元FWのCBは後半終了間際、「疲れていたけれど最後の3分とかも大事。最後までやらないと勝てない」と決意し、中央から攻め上がった。だが、さすがに単騎で相手の守りを破って得点するまでは至らず。試合後は悔しさを滲ませていた。

 それでも、ゲームの中で一段階上と言えるようなプレーを見せていたことは確か。平岡宏章監督はノリエガについて、「いつもトップでやっているので。自信をもってやっている」と評価する。本人は普段練習参加しているトップチームのパススピードの速さに驚き、得意のヘディングについても上がいることを体感したという。

「ドゥグラスさんとか強すぎて勝てない。ヘディングはドゥグラスさんとか(チョン・)テセさんとかには負けるけれど、全員には負けないです。頑張ってもっと上手くなりたい」。トップチームで刺激を受けるDFは欲を持って、自身をレベルアップさせていく。

 愛知県豊橋市生まれ。6歳から家族で母国・ペルーに移り住み、強豪のアリアンサ・リマのアカデミーチームに所属していた。そして、中学3年の秋に日本へ戻り、親族の協力もあって清水ユースを受験し、合格。現在は親元を離れ、寮で生活しながらサッカー、日本語を学び、トップ昇格を目指している。

 ヘディングの強さやロングパスの上手さが光るオランダ代表CBフィルヒル・ファン・ダイクが憧れの存在。「エスパルスでトップチームに上がりたいです」と語る強力DFがスピード面や左足キックなどの課題を改善しながら、目の前の目標を一つ一つクリアしていく。

(取材・文 吉田太郎)
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