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「悔いなくプレーしようと思っていた」。U-18日本代表候補は右手負傷のCB井出が決勝ヘッド

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2本目41分、U-18日本代表候補CB井出敬大が頭で勝ち越しゴール

[7.10 練習試合 U-18日本代表候補 3-1 いわきFC]
 
 U-18日本代表のCB争いで希少な左利きがアピールだ。柏U-18の主将を務める井出敬大は、180cmの高さと左足のロングフィードを武器とするCB。この日、練習試合2本目の45分間に出場した井出は、フィジカル能力の高い相手を無得点に封じ、41分にはゴール前の浮き球を豪快に頭で叩き込んだ。

「自分は結構、空中戦を得意としている。自分の前にラフなボールが飛んできて、自分は先に飛べば勝てるなといつも思っているので、先にゴール方向に飛んだら、上手く入ってくれて良かったです」。この一撃が貴重な決勝点となった。

 今回、井出はU-16日本代表以来となる代表チーム招集。右手首を負傷するアクシデントがあったが、「怪我しているからという言い訳はしたくなかった。悔いなくプレーしようと思っていた」という井出は最終日まで戦いきり、アピールもして4日間の合宿を終えた。

 U-18日本代表のCB争いはまだまだ抜け出した存在がおらず、熾烈な競争の最中だ。気持ちを表現することのできる井出は久々の代表招集で得た課題をチームに持ち帰って改善していく。この日、いわきFCとの対戦からより一人でボールを奪い切ることや、球際で負けないこと、強く行くこと、そして左足フィードの精度向上が必要であることを実感。左利きという強みを活かして代表に定着するためにも、ライバルに負けない日々を過ごす覚悟だ。

「チームに帰って何ができるか。課題をなくして世界で戦える選手に一歩でも近づけるようにしたい」と言い切るDFが貪欲に成長を遂げて、またチャンスを勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)

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