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イニエスタが異次元プレーで魅せるも神戸連敗…湘南が鮮やか逆転、3月以来のホーム戦白星

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神戸は湘南に逆転負けを喫した

[7.14 J1第19節 湘南3-1神戸 BMWス]

 湘南ベルマーレがホームでヴィッセル神戸を3-1で下した。湘南は今季2度目の連勝。本拠地BMWスタジアムでは3月17日の仙台戦以来の勝利となった。神戸は4月から5月に喫した大型連敗以来の連敗。

 前節の名古屋戦で連敗を5で止める勝利を挙げた湘南は、先発メンバーに変更なし。対する神戸は前節の清水戦で6試合ぶりの黒星を喫した。DFダンクレーが出場停止のため、DF大崎玲央が4試合ぶりに先発。GKはキム・スンギュがベンチスタートで、GK前川黛也が12試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半からMFアンドレス・イニエスタが異次元のプレーで魅せた。前半12分にはFWダビド・ビジャとのワンツーでエリア内に入ると、抜群のキープ力でボールを収める。DF山根視来との競り合いであわやPKかという場面まで持ち込み、会場を沸かせる。

 先制点もイニエスタが起点になった。GKからのボールを自陣で受けたイニエスタが、ミドルレンジのMF古橋亨梧を目がけてロングパス。左に持ち替えた古橋が豪快にミドルシュートを突き刺した。

 さらに神戸のチャンスはイニエスタから生まれる。前半29分、イニエスタのロングパスでDFの裏に抜け出した古橋がダイレクトボレーで合わせる。だがシュートが右ポストに跳ね返ると、詰めたビジャのシュートも枠左に外れてしまった。

 湘南も前半からシュートチャンスを多く作るが、決定力を欠いた攻撃が続く。ただ粘り強く守って集中力を切らさずに試合を進めると後半24分、ついに得点につながる。右サイドで山根のパスを受けて持ち上がったMF古林将太が素早くクロス。ファーサイドに詰めたFW山崎凌吾が押し込んで、スコアをタイに戻した。

 同点弾が生まれたことで湘南は勢いを増す。後半29分、MF鈴木冬一から送られたボールをDF杉岡大暉が相手と競り合いながらキープ。右足を振り抜くと、弧を描くようにしてボールは右隅へ。逆転弾になると、同33分にはMF梅崎司のFKを合わせたDFフレイレのヘディングシュートも決まった。

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