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今夏のステップアップを熱望も…エリクセンはトッテナム残留が濃厚に

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トッテナムMFクリスティアン・エリクセン

 MFクリスティアン・エリクセントッテナム残留が濃厚になっているようだ。

 2013年にアヤックスから加入して以降、トッテナムの中心選手として6シーズンを過ごしたエリクセン。昨シーズンにはクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に大きく貢献した同選手は「キャリアの中で新たな挑戦をするところにいると感じている。ステップアップが望ましい」と明かしており、今夏に新天地を求める可能性が高まっている。

 退団を示唆したエリクセンに強く興味を見せていたのが、レアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドだ。スペインのクラブはメインターゲットであるポール・ポグバの代役として同選手の獲得を目指す一方で、プレミアリーグのライバルはフランス代表MFの流出に備えてトッテナムMFをリストに挙げているようだ。また、その他にもユベントスやバイエルンなどが関心を寄せているという。

 一方のトッテナムは、現行の契約が1年を残すのみとなったにもかかわらず、ダニエル・レビー会長がエリクセンの移籍金を1億3000万ポンド(約176億円)に設定したと報じられており、安売りしない姿勢を貫いている。

 しかし、ステップアップを求めるエリクセンへのオファーはトッテナムに届いていないようで、27歳の同選手はクラブのプレシーズントレーニングに合流。さらにイギリス『ガーディアン』によると、デンマーク代表MFに退団のオプションはなくなり、ノースロンドンで新シーズンの開幕を迎えることが濃厚のようだ。

 新天地の候補に挙がるレアル・マドリーはすでに巨額の費用を投資して大型補強に動き、さらにエリクセンよりもポグバの獲得を熱望。ユベントスは今夏、アーロン・ラムジーとアドリアン・ラビオを獲得し、中盤の補強をこれ以上進めるかは不透明だ。また、バイエルンもフランク・リベリーとアリエン・ロッベンの代役探しを優先している状況であり、マンチェスター・Uに至ってはCL出場権を逃したために、同選手にとって魅力的な移籍ではないと同メディアは伝えている。

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