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ボローニャ監督の検査結果は「骨髄性急性白血病」…クラブが公式サイトで発表

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白血病が判明したシニシャ・ミハイロビッチ監督

 ボローニャは18日、クラブの公式サイトを更新し、白血病で闘病中の指揮官シニシャ・ミハイロビッチの検査結果を明らかにした。

 ボローニャ監督のミハイロビッチは13日に会見を行い、合宿開始の前日に白血病の診断を受けたことを発表した。会見の際、担当医のジャンニ・ナンニ医師は、「(復帰まで)どのくらい時間がかかるか分からない。まだ白血病のタイプも判明していないので」と指揮官の病状について説明していたが、ミハイロビッチは予定を前倒しして15日から治療を開始。精密検査の結果、白血病のタイプが明らかになったことをボローニャが報告した。

「病のタイプを特定する検査が終了した。骨髄性急性白血病であることが判明した。ミハイロビッチは本日、化学療法を開始した。検査や治療が行われているが、指揮官は毎日、(チームの合宿地)カステルロットのスタッフと直接連絡を取り合っている」

 ミハイロビッチは白血病の公表後、スタッフの協力の下でチームの指揮を続けている。ただアシスタントコーチのミロスラフ・タニガがイタリア語を話せないため、戦術担当スタッフのエミリオ・デ・レオが会見など公の場で代理を務めると見られている。

 なおボローニャのテクニカルディレクター、ワルテル・サバティーニ氏は、『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューにおいて、ミハイロビッチについて言及している。「シニシャとともにすぐさま遠慮なく、世界へ挑戦していきたかったので残念な気持ちはある。今は時間が必要であり、少しブレーキをかけなければならない。だが彼ならやってくれるはずだ」と指揮官の回復を願った。

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