MFエデン・アザールは、チェルシーに加入したMFクリスティアン・プリシッチが世界のベストプレーヤーの1人になれる存在だと太鼓判を押した。

　今夏、チェルシーのエースとして7シーズンの間活躍を続けてきたアザールのレアル・マドリー移籍が完了。今冬にドルトムントからチェルシーに加入することが内定したプリシッチは、ベルギー代表FWの穴埋めとして活躍することが期待されている。

　アザールは入れ替わる形でスタンフォード・ブリッジでプレーすることが決まった20歳のプリシッチに対して「間違いなく、彼は将来的に世界最高の1人になる。彼はスター候補で、世界最高のクラブの1つでプレーすることが決まった。彼はそうなるにふさわしい選手だ」と自身が去った古巣を牽引する存在になれると称賛した。

　アザールに代わる存在としての活躍が期待されるプリシッチは以前「僕は僕という選手としてここにやって来た。このことを証明し、チームのためにベストを尽くしたい」と退団したエースとの比較を嫌い、“プリシッチ”として活躍することを誓っている。

　先日に日本で行われたバルセロナ戦では、初めて先発としてピッチに立ち、タム・エイブラハムやメイソン・マウントといった若手らと好パフォーマンスを見せたプリシッチ。ドルトムントでセンセーショナルな活躍を見せながらも、ここ数年は成長が止まったのではないかと心配の声が上がるが、チェルシーのレジェンド、フランク・ランパード監督の下でさらなる成長が期待されている。

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