パリSGを退団したDFダニエウ・アウベスは、やはりバルセロナへの復帰を強く望んでいるようだ。スペイン『ムンド・ディポルティボ』が報じている。

　今夏に2シーズンを過ごしたパリSGから退団するD・アウベス。先日まで行われた母国開催のコパ・アメリカで主将としてブラジル代表の優勝に貢献した同選手は、新天地の候補がいくつか挙がるものの、多くのタイトルを獲得したカンプ・ノウのピッチに再び立つことを最優先に考えており、8月までバルセロナからのオファーを待つようだ。

　さらに、D・アウベスはバルセロナが依然としてFWネイマールとの再契約を望むと願っている模様。先日から報じられているように、スペインのクラブはブラジル代表FWとの再契約に向けて移籍金+数選手の譲渡というオファーを提示する考えを持っており、仮にパリSGがこれに合意すれば、D・アウベスが退団したことで手薄になったSBにDFネウソン・セメドを狙う可能性がある。

　ネイマールのバルセロナ復帰に関するディールの一部としてセメドがパリSGに移れば、スペインのクラブはポルトガル代表DFの代役を探さざるを得なくなる。そのように進展すれば、カンプ・ノウで再びプレーすることを望むD・アウベスにとっては理想的で、現在36歳ながらコパ・アメリカでMVPを獲得した同選手との再契約に古巣のバルセロナが興味を持つ可能性は十分にありそうだ。

　すべてがD・アウベスの理想通りに進展するとは考えられにくいが、同選手の“バルサ復帰計画”は実現するのだろうか。

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