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「リバプールGKにはよくある」クロップ、ミスから失点のアドリアンにお咎めなし

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ミスから失点したGKアドリアン

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、ミスから失点したGKアドリアンを擁護するコメントを残している。

 17日に行われたプレミアリーグ第2節でリバプールは敵地でサウサンプトンと対戦。前半終了間際にFWサディオ・マネの得点で先制すると、71分にFWロベルト・フィルミーノが追加点を挙げてリードを広げ、盤石な試合運びを見せる。

 しかし83分、負傷離脱した正守護神のアリソンに代わってゴールマウスを守るアドリアンがミスから失点を許す。DFフィルヒル・ファン・ダイクのバックバスを受けたスペイン人GKは、コントロールして前方にグラウンダーのパスを送ると、プレッシャーをかけるFWダニー・イングスにカットされて、ボールはそのままゴールに吸い込まれる。なお、リバプールは1点差に迫られるも、このまま2-1で勝利して連勝を飾っている。

 試合後、UEFAスーパーカップではPK戦の勝利に大きく貢献するも、この試合でミスから失点を許してしまったアドリアンについて『BBC』のインタビューで問われたクロップ監督は「アドリアンのナイスパスから彼らにエネルギーを与えたことは確かだ。3試合目で、ついにこの時がやって来た。リバプールのキーパーにとってボックス内でのあのようなミスは普通のことだ」と主張。

 さらに続けて「サウサンプトンには別の大きなチャンスがあり、それを決められていたら、あの場面について何も言えなくなる。しかし、我々は3ポイント獲得に値したし、私はチームのパフォーマンスに満足だ」と結果を残せたことが大切だったと強調した。

 また、同指揮官は『スカイ・スポーツ』に対して「83分にアドリアンは“今日は本当によくやれている。だからアリ(アリソン・ベッカー)のようなミスをして、試合を少しオープンにするほうが良いんじゃないか”って考えたかもしれないね」と冗談交じりに語り、ミスを気にしていないと語った。

「私は彼に“ようやくこの時が来た。ウェルカム”と伝えたよ。アリも同じことをやったし、リバプールではゴールキーパーによくあることだ。試合に勝つ限り、何も問題はない。アドリアンは足首を腫らしているが、あの時間帯はよくボールを触っていた。今日の彼のプレーすべてに満足だ」

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