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屈辱8失点からの「重苦しい」一週間…清水DF陣が“再建”へ一歩「全員で失点シーン見直し」

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清水DF吉本一謙

[8.24 J1第24節 川崎F2-2清水 等々力]

 ショッキングな惨敗から一週間。清水エスパルスは前節の札幌戦でクラブの最多失点を更新する屈辱の8失点を喫した。篠田善之監督は「前節はバラバラになってしまった。取り返そうという気持ちが強すぎてさらに失点を重ねた。距離が非常に悪かった」と分析すると、「今週はグラウンドに来るのも非常に重苦しい雰囲気があった。一番は精神的なところをどうやって持っていくかだった」と一週間を振り返った。

 今夏、完全移籍で加入したCB吉本一謙も「ああいうゲームをして、みんなで立ち直ろうとしていたけど、正直苦しかった。自分たちのせいだけど、プロとして辛い部分もたくさんあった」と語った。守備陣は再建を目指し、22歳のDF松原后主導で失点シーンの映像を見直したという。吉本が明かした。

「(札幌戦の)守備陣は今日と同じ4バック。松原選手が自分に『DFライン全員で一回失点シーンを見直しましょう』と声をかけてきて。それを聞いた時に『まだ大丈夫だな』と思った。若い選手がそう言って、みんなで反省して次に向かおうとしている意識があるのが嬉しかったし、自分も必要だと思った。全員で集まって、苦しいけど失点シーンを見て話をしたし、それが今日生きた部分もあったと思う」

 そうして迎えた川崎F戦は前半12分、クロスに合わせたFWレアンドロ・ダミアンを抑えられず、先制点を献上。マークについた吉本は「オフサイドを取りに行って間に合わなかった。最初から人に付いていれば対応できた」と反省したが、前節のトラウマが残るこの試合は“失点後”が重要だった。

「この間みたいに崩れるゲームはしたくなかった。失点のあとの振る舞い、立ち上がる姿は絶対に見せなきゃいけないと思っていた」。守備陣は失点を引きずらず、同じ轍を踏まなかった。終盤は5バックに変更して2-2で逃げ切り、アウェーで川崎Fから勝ち点1を奪取。吉本は「メンタルを立て直す第一歩は踏み出せたのかなと思います」と前を向いた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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