beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

[MOM2959]興國MF武本射雅(1年)_山口から“育成チーム”興國へ進学し、成長中の注目株

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.23 関西U-16~Groeien~G1第9節 興国高 2-1 東海大大阪仰星高 伊勢フットボールヴィレッジ]

 進化を求めて山口から大阪の“育成チーム”興國高へ進学したMFが、全国出場決定戦で存在感を放った。

 MF武本射雅(1年)は前日の右SBから変わり、この日は1ボランチとしてプレー。「サイドバックの時は僕が中に入って3枚でリスク管理したり、特長活かして攻撃参加をどんどんやるっていうことを意識して、アンカーでは守備を意識しながら、状況に応じては前に出ていってチャンスを作りたい」と語る武本はセカンドボールの攻防で奮闘し、攻撃面ではボールに多く絡みながら機を見計らって前に出てシュートも放った。

「出ていくところは出ていってチャンスを作れたので良かったです」と武本。関西トップクラスの強豪校の1年生が戦う「関西U-16~Groeien~」を通じて「(当初は近い位置しか見ることができなかったが、)遠くまで意識して余裕を持ってプレーできるようになった。1対1の守備とかは余裕を持って駆け引きしたり、2対1で挟んで対応したりできるようになった」と成長を実感している。

 その武本はレノファ山口U-15出身だ。家族の勧めもあって、高校進学時に県外の高いレベルを求めて地元を離れることを決意。インターネットなどで調べて、毎年のように複数のJリーガーを輩出している興國を進学先に選んだ。

 興國ではU-17日本代表候補FW樺山諒乃介(2年)のプレーなどに衝撃を受けたという。それでも「とにかく自分が苦手なこと(細かなプレー)を克服できるようにと、(ロングキックや対人の強さといった)長所をどんどん伸ばしていくことを意識していました」という武本は、地道に成長を目指し、全国出場という結果を残した。

 中山昇コーチが「対人能力があって、走れて、蹴れる」と認めるMFは今後が楽しみな存在だ。「中盤でも、SBでもチームを引っ張っていけるように、もっと自分のレベルも上げていかないといけないし、初の選手権に出れるように頑張っていきたい」と誓う武本が、今後も貪欲に成長を遂げて、目標を達成する。

(文 吉田太郎)
▼関連リンク
関西U-16~Groeien~2019特集ページ

TOP