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[関西U-16~Groeien~]野洲FW畑原颯「今できることを精一杯にやっていって最終的に勝てれば良い」

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野洲高FW畑原颯

 関西地域のU-16の年代において長期にわたるリーグ戦を通して、選手の育成および指導者のレベルアップを図る「関西U-16~Groeien~2019」は23日に最終節を行った。G2リーグ9位・野洲高(滋賀)の、相手の逆を突くドリブルなど抜群の攻撃力を持つFW畑原颯(1年)が「関西U-16~Groeien~2019」の感想や、今後の目標について語った。

―この2日間の試合を振り返って。
「交代したのが結構ビハインドがあった状態での交代だったので、とりあえず試合の状況を良くして攻める勢いと雰囲気を作ろうと思って、プレーしました」

―自分の出来は?
「点を決めるという直接の結果にはならなかったんですけれども、自分の持ち味であるドリブルだとかを使って試合では負けたけれど、やっていて凄く楽しいゲームになったので収穫はあったかなと思います」

―「関西U-16~Groeien~2019」を通して自分のプレーを出せた?
「怪我をしていて初節と(第3節の)四中工戦の時と今回しか出れなかったんですけれども、自分の持ち味とかラストパスとかは出せたと思うので、これからに繋げて行きたいです」

―見ている方が多かった。
「凄くむず痒さがあったり……外から見ていたら普段やっていないので外から見ていて分かることもあったので、本当にむず痒くて、『ここをこうすれば良いのに』とかいう思いが凄く強くて。なので、怪我が治って出た時にそれを発散して、チームを良い状況にできればと思っていました」

―見ていてどういうところを課題に感じた?
「外に広げてからの中のくさびのパスが入らなかったりだとか、野洲高校というと崩しというのが思い浮かぶと思うんですけれども、バックラインまで崩しての得点がなかったりとか、攻撃もカウンター気味の攻撃になったりして、本来の野洲高校のサッカー像から離れたような感じがしていました」

―この経験を今後どう活かしたい?
「これからはまずトップチームに上がって、ゆくゆくプロには絶対になりたいと思っているので、この経験をまず活かしてトップで安定して活躍できるようにしたいなと思います」

―1年生が何人か上に行っているのは刺激に。
「そこは怪我もあったので親とも話して、自分のペースで今までも最終的に勝てて来れたので、ゆっくりゆっくり今できることを精一杯にやっていって最終的に勝てれば良いと思いました」

―愛知セゾンから野洲へ。憧れが強かった。
「野洲が最近なかなか結果が出ていないのもあって、もともと野洲が凄く好きで乾(貴士)さんたちのプレーにも憧れていたので野洲に入ってこういうプレーがしたいと思っていました」

(文 吉田太郎、取材協力 森田将義)
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