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乾貴士が復帰後初出場も…エイバル、A・マドリーに2点差から劇的大逆転負け

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味方のゴールを喜ぶエイバルMF乾貴士

[9.1 リーガエスパニョーラ第3節 A・マドリー3-2エイバル]

 リーガ・エスパニョーラは1日、第3節を各地で行い、MF乾貴士所属のエイバルアトレティコ・マドリーに2-3で敗れた。ここまで2試合で出番のなかった乾は左サイドハーフで加入後初出場を果たしたが、前半の2点リードを引っくり返されるという悔しい敗戦を喫した。

 1年ぶりに古巣エイバルに復帰した乾は、開幕2試合でベンチ入りするも出番がなく、ようやく掴んだ先発の機会。前半開始直後に鋭いカットインからファーストシュートを放ち、4分にはDFキーラン・トリッピアーへのレイトタックルでイエローカードを出されるなど、立ち上がりから気合を前面に出したプレーが目立った。

 すると前半7分、リーグを代表する強豪のA・マドリーに対し、エイバルが先制に成功する。自陣からのロングフィードにFWペドロ・レオンが反応すると、ニアゾーンに走ったMFファビアン・オレジャナに渡り、ふんわりとしたクロスを供給。これにFWシャルレスが強烈なヘディングで合わせ、ゴールマウスに叩き込んだ。

 その後はA・マドリーが優勢を保ち、19歳FWジョアン・フェリックスやFWジエゴ・コスタの突破で好機を迎えるも、次にスコアを動かしたのもエイバル。前半19分、DFアルバロ・テレホのクロスはDFマリオ・エルモソのクリアに遭ったが、こぼれ球に走り込んだDFアナイツ・アルビラが力強い左足ミドルを突き刺した。

 それでもA・マドリーは前半27分、カウンターに抜け出したD・コスタがDFセルヒオ・アルバレスをなぎ倒しながらペナルティエリア内を切り裂くと、ゴール前にプレゼントパス。最後はJ・フェリックスが落ち着いて流し込み、VARによる再確認でいったん試合は止まったものの、ゴールが認められて1点を返した。

 そして後半7分、A・マドリーが試合を振り出しに戻した。MFトマ・ルマルの縦パスにDFレナン・ロディが抜け出し、ギャップにスルーパスを配給。抜け出したFWビトーロが巧みなシュートでネットに流し込んだ。13分にはカウンターから突破したD・コスタがフリーで流し込んだが、オフサイドがあったとして認められなかった。

 一進一退の攻防となった中、A・マドリーは後半32分、T・ルマルに代わって19歳のFWロドリゴ・リケルメを投入。その直後、リケルメには立て続けにシュートチャンスが訪れたが活かせず。それでも45分、A・マドリーは途中出場MFトーマス・パルテイが単独突破から劇的な決勝弾。リーグ唯一の開幕3連勝を果たした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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